2009年2月 Archive

２年前にスノーボードに初挑戦して、３年目の今年はあこがれの北海道でスノボ。
スノボのイメージが若者風なので、まさか自分がするとは思っていなかった。

初めての年は、あり得ない体勢で転ぶし、お尻はアザで蒙古斑になるんじゃないか？って言うくらい痛い。「絶対に骨が折れた...」と、思う瞬間がたくさんあった。
何度もやめようかと思ったんだけど、泣きそうになるのをこらえて頑張っていたら楽しくなって来て、冬が嫌いな私でも今では冬が来るとワクワクしてくる。

年齢を重ねてくると、初めての経験が少なくなってくる。
それで何かに挑戦して、ひとつの山を越えたって感じを忘れてくる。
だから時々分かりやすく、やった事のない事をしてみると、子供の時の感動を思い出す。
鉄棒のさかあがりとか、補助なし自転車とか。『出来た！』ってかんじ。

でも私は大人なので、＋お酒と北海道の美味しいご飯を食べられるのが楽しい♪
動いてるからって言う事で、とにかく食べて飲んで...。
写真はオヤジ定食。ビールがセットでついてくる！
女二人の旅行はいろんな意味で危険です。

熱が出た訳ではありません。
テキーラの度数です...。飲んじゃいました。

帽子を愛用してくれているYさんが、１ヶ月に１度自由が丘で１日BARマスターというイベントをされているというので行って来ました。
今回は「メキシカンナイト」という事でテキーラの飲み比べ。
一般的なイメージだとテキーラは一気にいくイメージがあるけれども
今回はテキーラをゆっくり味わって頂く、というのがコンセプトらしく
私も初めての経験。
先日は初めてテキーラを一気飲みしたけれど、今回はじっくり飲んでいるから
柔らかい香りや、バニラの残り香が口いっぱいに広がります。
熟成の度合いによって味の違いが楽しめました。

銘柄はエレンシア・デ・プラタと言うもの。
英国王室からも選ばれたテキーラを代表するものらしいです。

テキーラはアガベ（竜舌蘭）から出来ているお酒で、サトウキビなどと混ぜたものが多いようだけど、今回飲んだのは100%アガベのもの。かなり大人なイベントでした。

それにしても最近はmanimani の由美ちゃんにメキシコの旅写真を見せてもらったばかりだし、先日友人夫婦もメキシコに行って来たばかり。

もしかして呼ばれてる？

祖母の家を片付けていたら、古い雑誌が出て来た。
これが出版されたのは昭和２３年だから、６０年くらい前のものだ。
見るとポーズがちょっとおかしいんだけど
なかなかおしゃれ
雑誌の色合いがまた、激しいんだけど味がある。
父の母も、母の母も編み物がとても上手で、好きな形をリクエストしてよくセーターを作ってもらった。
今考えると、かなりの無理難題を言っていたなー、と編み物をするようになって思う。
それでもきれいに仕上げてくれて、本当に嬉しかった。
もっとたくさん教えてもらっておけば良かった。
今こうして私が編むことを仕事にしているのは
血筋なんだなー。
うれしい発見でした

家で編み編み仕事をしていると、ときどき外に出ないといけない。
って言うのは言い訳かなー。
写真を撮る時もひとりだし、誰かとご飯を食べたり、お酒を飲んだりするのは
次の糧になる。

でも飲み過ぎる事もしばしば。
先日はカクテルを少し。それからメキシコっぽい帽子のテキーラ！私にぴったり！
上のレモンと砂糖をまずひとくちでモグモグしつつ、テキーラを一気に行く。
初体験で、頭もスッキリ！したあとにフワッといい気分。でした...。

この間は父のサーフィン仲間のお宅、
カメラマンMさん家へおじゃま。
そしたら出てくる出てくる。生ガキ＆カキフライ
そしてさらにダッチオーブンで蒸しガキ。
白ワインも美味しかった〜
素敵すぎる。

なんかその光景を見ていると、おとなになっても子供な感じで
わいわい。
バルコニーを改造した部屋には、たくさんのワインボトルや
今まで飲んできたであろうお酒がきれいに飾ってある。
こんな隠れ家、良いなー。
暗い部屋に、ネガチェック用の光が照明の役割をしているのが
カメラマン（男）っぽくて良いんだなー。

２月はとっても寒いけど、陽も少しづつ延びてきて春の気配を感じられるのが嬉しい。
うちの梅も可愛く咲き始めた。
植物を育てるようになって、枯れたように見える枝から小さく芽吹いてくる瞬間に春を感じる。
「植物はえらいなー、寒いのにねー」、と思う。

今日はバラの剪定をした。この時期の剪定は、かなり思い切って剪定するのが良いみたいだけど、なんだか思い切れない。こわい。
でもこれをしておかないと花のつきが悪くなるようなので、思い切ってはさみを入れる。
あと、芽の向きを良く見て、育って行く方向を想像しないといけないらしい。
うー、難しい。

昨日はhotsumi galleryの展示最終日ということもあり
作家の皆さんと一緒に搬出後に食事へ。
しかもお食事はスペシャルな、料理家渡辺麻紀さんのフルコース。
最近キッシュの本を出版されて、大忙しの麻紀さん。
いつもその食材の組み合わせと、色使い、その独創的な感性にびっくりしてしまう。
お米の粉で出来たパスタに空豆など春色のスープ。
チキンのクリーム煮込みにはネギや、なんと甘栗がはいってる！本当に暖かく幸せな味。
パスタには搾ったレモン。デザートも５種類もあってミントの風味のパイナップルゼリーなど、もうとにかく驚きがいっぱい。
聞くと、やはり常にお料理のことを考えているそう。
いつもアンテナを張っているから、こんなに人を幸せにできるものが作れるんだなー。
そして彼女自身の、人をすぐにリラックスさせてくれる笑顔も大好き。
素敵なおもてなしに、一同感動しきりでした。

子供の頃の夢は、ありがちな夢なのかもしれないけれど
「ムツゴロウ王国」で働くこと。

その夢は叶わなかったけど、今でもずっと動物は好きだ。
けれどもおとなになり、旅をするようになってなかなか動物を飼うことが出来なくなってしまった。
どうぶつにとっては私の旅は関係なくて、日々のご飯が大事だからね。

それでバルコニーに植物を植えるようになった。
水やりは大変だけど、雨が降ればみどりも濃くなって
ある程度ほったらかしておいても、その生命力は力強い。
「あー、枯れてしまった。ごめんね」、と思っても春になるといっせいに芽吹いて
すがすがしい気分にさせてくれる。
きっと人間にもこういう力はあるんだろうなー。
忘れてしまっているのかもしれないけど。

そして嬉しいことがあった。
そのみどりの片隅でヤモリが住んでいた。
これはおととしの話。
そしてさらに昨年末、ちびヤモリを発見した！産まれている！
ここはマンションの9階。
やはり、生きる力って素晴らしい

今年はもっとたくさんヤモちゃんを発見できると良いなー。