Home > Archives > 2011年6月 Archive
2011年6月 Archive
晴れ女熱!旅熱!
- 2011年6月30日 00:26
- お知らせ。
鎌倉キカの展示にて、先日「わたしは晴れ女です!」なんて書きましたが、尋常じゃなく晴れ過ぎて汗だくですねー。
皆さん汗だくで展示に来てくださって、帽子をかぶって帰ってくれるのは嬉しいです。
そんなさなか、新潮社の「旅」編集長さん(ブログにのせてくれました)が来てくださって、次回旅したい五島列島の話を興味深く聞いて、旅熱がさらに沸騰しました。旅は友を呼ぶのです。以前編集長さんにはバスクの話を聞いて、バスク情報を根掘り葉掘り聞いてバスクに行ったときにとても良い旅が出来たのでした。「旅」万歳!
ありがたやー!
それにしても去年はあじさいを愛でる感じで、もう少ししっとりとしていたかなー。
夏を待つ感じで帽子をかぶってもらうつもりが、既に夏は来てしまいましたね。
でも私は夏が大好きなので、楽しい帽子をかぶってその日差しをよけてもらえると嬉しいです。それにしてもねー!暑い!!
暑いけど、小さな日よけを携えてお待ちいたしておりますよ♪
ロルフィング
- 2011年6月28日 03:06
- 日々のこと。
美穂子さんのロルフィングに通い始めました。今は展示中で鎌倉のキカに通っているのでちょうど帰り道に寄らせて頂きます。
私はかなり健康で、飲むのも食べるのも大好きで、展示前は夜明けに眠りにつくという事もあたりまえの事でした。
でも一年ほど前に事故にあってからというもの、その「いつも元気!」という感覚からほど遠いところへ行ってしまったのが自分でもとてもびっくりして、悲しい思いもしました。
事故というのは体だけではなくて、精神的な事が実は一番体に影響しているんじゃないかと思うほど、摩耗してしまいました。一年経ってよりその事が際立って見えて来ます。
そして少しずつ周りのみんなに助けられて帽子を作ったり、写真を撮ったりする事が出来るようになりました。病院に通う事も首の注射も仕事を続ける為にやって来ましたが、いちばんは周りの皆の支えと、帽子や写真を好きでいてくれる人の力が大きかったと思います。これは、みんなの不思議な力がわたしに影響力を与えていたのだと思います。
続けて行く力と楽しく生きる事の美しさをその人の持てる力で教えてもらった気がするのです。だって待ってくれる人がいる事や、話したり相談したり出来る人がいるってとても幸せですから。
あの時は体のダメージ以上に、いろいろな話し合いや人間の怖い部分やずるい部分、それを仕事にしている人のダークな事が体に入り込み過ぎた感じがしてしまいました。
もちろんそれぞれの言い分はあるとは思うのですが、なんだかあのときは心が本当にカサカサになった感じがしました。
そして近くに体のプロフェッショナルがいてくれるので受けてみる事にしたのです。
美穂子さんとは「帽子を愛用してくれるKIKA近くに住む可愛い人。」な関係だったのですが、いろいろなつながりが出来て輪になりました。でも彼女と出会った頃のわたしは健康だったのでそれを受ける必要性がなかったのです。
その頃の美穂子さんはよく「ロルフィングはその人のその時があるんだよー」、と優しく話していました。「ふーん、そうなんだねー」って自分の事とは思わずに話を聞いていました。
そして事故から一年経って体の違和感はまだ残っています。特に梅雨は体全体が重い感じが抜けなくてちょっと気分的にも憂鬱な感じがしてしまったのです。多分だけど、季節と事故の記憶がリンクしているのかもしれません。製作にも影響が出るほどでした。
体と心がきりきりすると言うか、ミシミシすると言うか。突然に涙が出そうになるのです。
ロルフィングは体の事だけではなくて、精神と深く関わりがあるような感じがします。
まだ始まって2回目なので何とも言えませんが、私のタイミングは今来ているので体の変化と気持ちの変化に注目して行きたいです。
そして帽子をかぶってくれる人、写真を好きでいてくれるひと、大好きな友や、大好きな場所を作ってくれてる人たちにいつも感謝しています。
帰りがけ美穂子さんとFACTORYに寄ってくだらない話が面白かった。
同年代の私たち。小学校の頃、下敷きにビーバップの仲村トオルを挟んでいた事とか...。
永作博美はribbon(乙女塾)出身だとか...。カセットテープの頭出しクルクルだとかね。
Atelier Kika
- 2011年6月27日 01:57
- お知らせ。
週末は雨かと思っていたら、雨は降らなくて良かったー♪
実は私は晴れ女です。自分で言っているとそうなるような気がするので言っておきますね。でもね、本当なんですよ。
エヘへ...。
Atelier Kikaでの展示も、もう10年近いかもしれません。数えた事が無いのですが歴史を重ねて来ました。まだ20代の頃からお世話になっていて、はじめて個展をさせて頂いた大切な場所です。キカの麻里子さんに認められて個展をさせて頂くのが本当に夢のようだった若かった時からずいぶんと時間が経ってしまいましたが、いつも変わらずに柔らかい空気でここにいられる事がとても幸せに思います。
私がお世話になっているお店やギャラリーのオーナーって、いつも素敵な女性たち。自由で芯が強くて魅力的なのです。
そしてここからつながってきた、たくさんの人にありがとうを言いたいです。
はじまりの場所ですから。
そしてその空気を皆さんにも感じて頂けると嬉しいです。鎌倉駅前の喧噪から離れてのんびりと豊かな時間を。田中玲子さんのケーキは展示ごとのイメージで変わります。
今回はオレンジのババロア。オレンジのさわやかさとほのかな苦みが絶妙です。
ちょっと大人なケーキですよ。
わたしは毎日顔を出す予定ですが時間は多分2時から3時の遅い時間から。
お茶も兼ねてお立ち寄りくださいねー♪
鎌倉さんぽ
- 2011年6月25日 02:30
- お知らせ。
Atelier Kikaでの展示が始まりました。
お天気に恵まれて真夏っぽい陽気。暑いですが夏の予感、ワクワクする帽子日和です。
そのまま袋に入れないでかぶって帰ってくれるのはとても嬉しいです♪
週末はお天気が悪そうですが、鎌倉はあじさいのシーズンです。雨もまた良し。
しっとりとお散歩がてらあそびにいらしてくださいね。
そして土・日にはCANVAS&CLOTHの展示も開催されます。場所はBORN FREE WORKSです。私もモノクロ写真を展示させて頂いておりますので、是非に足をお運びくださいねー!
彼女の作る美しいお洋服のかたわらに、白黒の世界が静かに寄り添っています。
私も愛用ヘビーローテーションの彼女のお洋服、身につけるとなんだか空気がきれいになる気がします。それは彼女のもの作りの姿勢が現れているからです。
カラフルな帽子の世界と静かなモノクロの世界、そして凛としたお洋服を見にまとって、その空気を感じて頂けると嬉しいです。
楽しい毎日を!
- 2011年6月22日 04:04
- お知らせ。
鎌倉Atelier Kikaでの展示は今日から始まります。
作ったのは毎日を楽しく過ごす帽子たち。
今日は夏至です。1年で1番陽が長い日。天気も良さそうです。こんな日に初日を迎えられるのが嬉しい!ワクワクした夏を迎えましょうね〜♪
日差しをよけて、毎日の生活にちょこっとのっけてみてくださいね。
小さいところもよく見て〜。リボンに添えているのは帽子をかぶった人のボタンです。
こんな風に密かな楽しみを取り入れています。
私は毎日在廊の予定ですが、時間は未定です。
お会い出来ましたら嬉しいです♪
夜の空気、朝の香り
- 2011年6月21日 06:05
- 日々のこと。
今朝はきれいな虹が見えた。朝目覚めたわけではなくて、気がつくと夜が明けてしまう。
個展前は毎日朝までの作業が続く。時間が過ぎるのがあっという間でいつの間にか青白い朝がやってくる。夜の空気は集中力を増してくれるので、起きていなくちゃというよりは、眠れないほどのイマジネーションが湧く感じだ。
誰にも邪魔されないで、ただただ手を動かしているのは少し魔術的。
夜の空気は神秘的で、朝の香りは現実に帰って来る感じがする。
明日から展示が始まります。
朝の虹はほんの一瞬で、ご褒美のように思えました。
さあ、また少しだけ眠ってラストスパート編み編みです。
帽子を編みながら、「この子は誰の元へ旅立つのかなー」っていつも考えています。
Joyful♪
- 2011年6月17日 14:47
- お知らせ。
もうすぐ個展です。編みMAX!です。
帽子を作っていていつも思うのは、かぶったときにワクワクする帽子を作りたいという事。日よけとかの機能性だけじゃなく、かぶると楽しくなる帽子を作りたいといつも考えています。
かぶる人も見る人も、そんな気分になったら町がにぎやかで可愛いし、風景が幸せだなーと思うのです。
そして鎌倉Atelier Kikaの展示のタイトルは「Joyful」
毎日は楽しいのが良いです。
鎌倉はあじさいの季節。お散歩がてら是非いらしてくださいねー♪
2011 6/22(wed)~7/3(sun)
12:30pm~17:30pm
会期中無休
Atelier kika tel/fax 0467-24-7025
鎌倉駅より京急バス「鎌倉宮(大塔宮)」終点下車、鳥居のすぐ前です。
ボタンとリボン
Atelier Kikaでの展示が近づいて参りました。
編み編みの日々です。今年の夏帽はボタンやリボンを手作りしているものもあって、縫い縫いの作業や練り練りの作業も加わって、大変にわけが分からなくなっています。
しかしその割に食欲がおおせいで編み痩せしません。
今回使っているこのボタンは樹脂の粘土で作ったのですが、なんと暗いところで光ります。節電仕様です。まあそんなに明るく光るわけではないのですが楽しいでしょ♪
最近夜道は暗いですから。でもおかげで先日自転車に乗っていたら大きな流れ星が見えました。これが自然なのですね。慣れるものです。
次回の個展のテーマはJoyful
毎日を楽しい気持ちで過ごしてもらえたらと思いながら編んでいます。
2011 6/22(wed)~7/3(sun)
12:30pm~17:30pm
会期中無休
エッセリーニ展
- 2011年6月11日 14:14
- 好きなもの。
先日は外苑前で行われているエッセリーニ展に行って来ました。
エッセリーニとはイタリア語で「小さな存在」という意味で、イタリア人アーティストのシモーナさんによって生み出されています。
可愛いんだけど、どこか抜けていて少しブラックな感じもするところが憎めないのです。
帽子製作の合間にこういうものを見るととても勇気づけられて、温かい気持になります。
面白いのはエッセリーニ・タロットをひかせてもらうと自分に今必要なエッセリーニがメッセージを送ってくれるのです。
私は「ときめきで胸が苦しい人」へのエッセリーニでした。可愛い天使のような子です。
このエッセリーニは状況に立ち向かう勇気を与えてくれるそうです。
確かに今の私に必要なメッセージかなー。「ときめき」が仕事だけに直結しているのがちょっと切ないですが...。
今回の展示で私の仲間になってくれたのは「おばけ」のエッセリーニ。
かごについたこの子。愛を必要としてるそうです。憎めないんだなー。
展示は6月19日(日)までです。青山ギャラリー
この幸せで楽しい世界を感じて、私もガンバローッと!
詫摩まり個展
作家仲間で旅友だちでもあるガラス作家、詫摩まりさんの個展がkalokalo houseで開かれています。
展示はグラスやキャンドルスタンド、アクセサリーなど様々で、キラキラとした空間が夏を感じさせます。
私も彼女の作品はたくさんもっていますが、ずっと飽きずに使えるものばかり。
グラスは水でもジュースでも、ビールでも(主にこれ)。口当たりが薄くて何でも美味しく感じます。気がつくとこればかり使ってしまいます。
今回は大きな花瓶と小さな花瓶を買いました。
美しいフォルムと、やわらかな色合い。また日々の生活が楽しくなりそうです。
6月3日(金)〜6月14日(火)
10:00AM~18:00PM
水、木お休み。
湘南魅力人
- 2011年6月 2日 00:23
- お知らせ。
J:COMの「湘南魅力人」という番組に出演します。
湘南方面のみの放映なのでかなり限定されますが、タイミングがあったらご覧くださいねー。アナログだと2チャンネル、地デジだと11チャンネルです。
しかしテレビで自分の姿を見るのは去年の旅サラダ以来。その時は天童よしみさんに帽子をかぶって頂いたりして、天童さんが主役でしたが、今回は私の生活が赤裸々に写ります。ちょっと恥ずかしくて、ひょえー!と思いますが、写真の事や帽子の事を普通にあるがままに答えています。
どのようにして帽子を作っているか、旅の事、写真の事、日々のことなどです。
もしお時間が合いましたらご覧になってみてくださいね
6/1(水)〜15(水)
月 9:00〜(横須賀エリアのみ)
火 20:30〜
水 12:30〜(横須賀エリアのみ)
木 9:00〜(横須賀エリアのみ)
金 17:30〜
土 9:00〜(横須賀エリアのみ)
20:30〜
日 16:00〜(横須賀・茅ヶ崎エリアのみ)
HOPMAN
一色海岸書店の帰り、茅ケ崎についてからちょっと寄り道。
30種類位の生ビールが頂けるHOPMANへ。ビール片手に買って来た本を読むって贅沢でしょ。女だってまっすぐ家に帰りたくない日はあります。
買った本は、永井さんの本をはじめ、ジョナス・メカス「セメニシュケイの牧歌」、内田樹「街場の現代思想」、津田晴美「小さな生活」、LIFEのwild life of EURASIAなどなど。
買った本をまじまじと見つめるのって嬉しいんだよなー。
なかなか女性がひとりで立ち寄れる店って少ないのですが、ここはBeer Cafeなので気軽に入れますよ。ちょっとしたおつまみも美味しいです。
とにかくズラッと並んだサーバーが見事。かっこいいです。
アルコールの度数もビールの種類も産地もいろいろで、ベルギーに行ったときを思い出しました。
早速永井さんの詩と写真の本「恋する事について答えを出そう」をゆっくりと読みました。
そこには
季節の変わり目を、吹く風で感じた事はありますか
ひとり、バーの片隅に座っていた事がありますか
とあって、なんだか良い時間を感じました。
一色海岸書店
先日は梅雨空の中、永井宏さんの書店、一色海岸書店へ足を運びました。
雨がしとしと降って、読書には最適の日。
永井さんの蔵書が見られる上に手に入れる事が出来るなんて素敵です。
つくずく永井さんはみんなに愛されているなーと思います。本には値段がつけられてきれいにディスプレイされて、ここは昔から存在した場所のよう。
本をじっくりと物色していたら、大きなムカデが出没したらしくお店番の彼女らは大騒ぎ。なんだか永井さんはこんな光景を楽しく眺めているような気がしてしまいます。
きっと眺めているでしょう。
私も永井さんのかけらを持ち帰りました。永井さんの最新刊はもちろん、手芸の本やら動物の本。思想家の本、詩集など。永井さんの大切なかけらを分けて頂いた気がしています。
一色海岸書店は週末金・土・日オープン。7月の中旬位までの予定だそうです。
是非足を運んでみてください。何か大切なものが見つかるかもしれません。
本は続々と追加されるようなので、何度も足を運びたくなりますね。
結婚式
- 2011年6月 1日 00:01
- 日々のこと。
先日は茅ケ崎の友人が京都の人と出会って大阪にて結婚式。
台風が心配だったけど、やっぱり結婚する人って天気とか関係なくって輝いているものだなーっていつも思う。
ずっと昔、ブライダルカメラマンをしながら帽子を作って、インド料理屋GARAでアルバイトしていた私。そのインド料理店で一緒に働いていたのが彼女でした。
毎日は多忙を極めていたけど、希望に満ちて仲間とチームワークの大切さを実感した日々だった。今でもずっとみんなが仲が良いのはその店とみんなが大好きだったから。
縁というのはさりげなくて、「好きだから」と選んだ事は必ず大きなものを運んでくれる。だからそれぞれに好きな事は絶対にやめないで欲しい。
友人の結婚式は大抵カメラマンになる事が多いけど、今回は久々に純粋な列席者。
いつもは緊迫した現場も、今回ばかりは涙なみだ...。
いつもその日の美しさや笑顔を撮る事で喜んでもらう事が私の本望だったけど、今回は久々に涙を流してもファインダーが曇る事が無かったので、不思議な感じ。
でもやっぱり撮るほうが好きかな。
美しい瞬間を永遠にしたいって、いつでも思っているからね。
あたたかい気持ちと、幸せをたくさんもらいました。