- 2011年6月28日 03:06
- 日々のこと。
美穂子さんのロルフィングに通い始めました。今は展示中で鎌倉のキカに通っているのでちょうど帰り道に寄らせて頂きます。
私はかなり健康で、飲むのも食べるのも大好きで、展示前は夜明けに眠りにつくという事もあたりまえの事でした。
でも一年ほど前に事故にあってからというもの、その「いつも元気!」という感覚からほど遠いところへ行ってしまったのが自分でもとてもびっくりして、悲しい思いもしました。
事故というのは体だけではなくて、精神的な事が実は一番体に影響しているんじゃないかと思うほど、摩耗してしまいました。一年経ってよりその事が際立って見えて来ます。
そして少しずつ周りのみんなに助けられて帽子を作ったり、写真を撮ったりする事が出来るようになりました。病院に通う事も首の注射も仕事を続ける為にやって来ましたが、いちばんは周りの皆の支えと、帽子や写真を好きでいてくれる人の力が大きかったと思います。これは、みんなの不思議な力がわたしに影響力を与えていたのだと思います。
続けて行く力と楽しく生きる事の美しさをその人の持てる力で教えてもらった気がするのです。だって待ってくれる人がいる事や、話したり相談したり出来る人がいるってとても幸せですから。
あの時は体のダメージ以上に、いろいろな話し合いや人間の怖い部分やずるい部分、それを仕事にしている人のダークな事が体に入り込み過ぎた感じがしてしまいました。
もちろんそれぞれの言い分はあるとは思うのですが、なんだかあのときは心が本当にカサカサになった感じがしました。
そして近くに体のプロフェッショナルがいてくれるので受けてみる事にしたのです。
美穂子さんとは「帽子を愛用してくれるKIKA近くに住む可愛い人。」な関係だったのですが、いろいろなつながりが出来て輪になりました。でも彼女と出会った頃のわたしは健康だったのでそれを受ける必要性がなかったのです。
その頃の美穂子さんはよく「ロルフィングはその人のその時があるんだよー」、と優しく話していました。「ふーん、そうなんだねー」って自分の事とは思わずに話を聞いていました。
そして事故から一年経って体の違和感はまだ残っています。特に梅雨は体全体が重い感じが抜けなくてちょっと気分的にも憂鬱な感じがしてしまったのです。多分だけど、季節と事故の記憶がリンクしているのかもしれません。製作にも影響が出るほどでした。
体と心がきりきりすると言うか、ミシミシすると言うか。突然に涙が出そうになるのです。
ロルフィングは体の事だけではなくて、精神と深く関わりがあるような感じがします。
まだ始まって2回目なので何とも言えませんが、私のタイミングは今来ているので体の変化と気持ちの変化に注目して行きたいです。
そして帽子をかぶってくれる人、写真を好きでいてくれるひと、大好きな友や、大好きな場所を作ってくれてる人たちにいつも感謝しています。
帰りがけ美穂子さんとFACTORYに寄ってくだらない話が面白かった。
同年代の私たち。小学校の頃、下敷きにビーバップの仲村トオルを挟んでいた事とか...。
永作博美はribbon(乙女塾)出身だとか...。カセットテープの頭出しクルクルだとかね。
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