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2009年3月 Archive
染める
- 2009年3月30日 23:22
- 日々のこと。
最近は毎日少しずつ糸を染めている。
ピンクの糸は桜を意識して。
夏の糸は冬に比べてバリエーションも、素材も少ないのでなかなか良い色の糸に巡り会えない。海外に行っても夏の糸は少なかった。
それで最近は白の糸を仕入れて自分で好きな色に染めるようになった。
時間がかかるので全部ではないのだけど、こつこつやっている。
でも自分好みの色になるのでこれも良い時間と思って。
でも前に一度沸騰してしまい、台所中が緑色に染まってしまって焦った。
失敗を重ねて、今はいい具合です。
鍋でグツグツ煮て、色止めの処理などでまたグツグツ。
洗って絞って乾かして。太陽と春の空気を含んでいます。
この糸一回染めたものにつき、帽子はひとつしか出来ません。
だから良いんですねー。時間が詰まってます。
みどり色が好きなので濃い緑に染めたら、わかめを干しているみたい。
感謝!
- 2009年3月30日 01:19
- 日々のこと。
マニマニでの展示が終わりました。
来てくださった皆さま、本当にありがとうございました。
前々から思っている事なのですが、私の帽子はユニセックスで男女兼用に作っているのですが、女子向けに見られがちです。
まあ私自身がかぶりたい帽子を作っているので、きっと無意識に女子向けになりますが、特に男性向けにとか、ターゲットを絞る事よりも、楽しい気分になるのは皆同じ!
という感覚で作っていたら、だんだんステキ男子比率も高まって来てありがたい限りです。
特に今回はカップル率が高く、素敵な事がありました。
以前から私の帽子を愛用してくださっていたご夫婦がマニマニにいらして、だんな様、奥様、それぞれひとつずつ購入してくださったとの事。それだけでも嬉しいのですが...。
後日改めてだんな様の方から、それ以外の帽子でタイプの違うものも奥様がとても似合っていたのでプレゼントしたい...。とマニマニに連絡があったそうです。
なんて素敵な話なのでしょうか。しかも奥様に内緒でですよね。きっと。
その二人の間に、私が作った帽子があるというのが、嬉しいです。
幸せですねー。
これ以外にも、奥様に以前プレゼントしたと言う話を、違う男性のお客様も話してくれたので、マニマニって素敵なふたりが素敵な時間を過ごす場所なんだなー、って改めて実感しました。
いいなー!
でももちろんひとりでも、仲間ともゆっくり出来るんですよっ!
今日も帽子をご夫婦で愛用してくださっているオシャレ夫妻がマニマニに見えました。
そして最初はだんな様がかぶって現れたと思ったら、帰りは奥様がその帽子をかぶって帰って行った!
なんと自然に二人の生活にとけ込んでいるんだろう!ってとても嬉しくなりました。
みなさまありがとうございました!
そしてこれからもマニマニには数点、季節にあわせて制作して行きますので是非ちょこちょこ、みてみてくださいね!
マニマニのバナナシフォンは食べた事のない食感のシフォンです。
マニマニごはん
- 2009年3月25日 16:21
- 食いしん坊。
昨日は天気もよくて、東京の友だちが展示を見に来るというので
私もmanimaniへ。
manimaniでの展示は見るだけじゃなくて、食べたりおしゃべりしたり、のんびり出来るのでひとつぶで2度も3度もおいしい。
WBCの野球の試合を途中まで見てから、結果を気にしつつ家を出たら、
逗子で友だちが駅前の小さな電気店で試合を見ていた。
そしてちょうど同点に追いつかれたところで、さらに気になった。
manimaniに着いたらお客さんが携帯を持ちながら「勝った〜!」と喜んでいたので「やったー!」とみんなで喜んだ。今の時代はこうしてすぐに情報が得られてすごい。
そして皆で喜ぶ話題があって、楽しい。
日本すごいです。
野球は普段全然見ないんだけど、こういう時だけ盛り上がる。
実は最近までショートがどこか知らなかった...。恥ずかしい。
先日友人に教えて頂きました。
写真はお気に入りのロコモコと、かぼちゃプリン。
器は友人でもあるつちやまりさん作。幸せな時間。
Viva la vida
- 2009年3月20日 23:35
- お知らせ。
今日からcafe manimaniの展示が始まりました!
朝は雨でしたが、その後の晴れは気持ち良かったですねー。
雨上がりの空気がワクワクしています。
子供の頃からこの空気は好きだなー。
Viva la vida 人生は楽しく... by フリーダ・カーロ
manimaniの由美ちゃんがメキシコの旅からインスピレーションを受けて企画したテーマですが、本当にタイトルにぴったりの展示です。
私自身もいつも帽子を作るときに感じていることです。
毎日の生活の中で自由な気分になれたり、少し気分が上がるようなものを作りたい!と思っています。
作っている私も楽しんでいるので、その空気が伝わったら嬉しいです。
今日は朝の天気にも関わらず、たくさんのお客様に来て頂きありがとうございました!
お会いできなかった方は残念でしたが、今度cafe manimaniでかぶっているときに遭遇出来たら嬉しいです。
横浜からお散歩がてら立ち寄ってくれたお客様、ご夫婦で相談しながら選ばれている姿が微笑ましかったです。ありがとうございました。
私の作る帽子はすべて手作業のため、ひとつひとつ形が異なります。
見た感じとかぶった感じも違うので、是非ともどんどんかぶってみてくださいね。
遠慮せずに!
前から見た印象、横からのシルエット、後ろの感じと違うのが特徴です。
soul vacanceさんの色の美しいアクセサリーやおなじみen plusのカラフルなカンガ。
OTTALAさんのブックカバーもかっこいい。
TALLER LA COCHERA の世界は見ていてとてもおもしろい。
+manimani由美ちゃんセレクトのメキシコ手刺繍の洋服も可愛い。
早速私もゲットしてしまいました。
とにかく展示している私も楽しんでいます。
私もちょこっと顔をだします。お会いできたら嬉しいです。
帰りは森戸神社の夕日を見て帰るのがおすすめです。
春の新作
- 2009年3月16日 18:29
- お知らせ。
葉山のcafe manimani にて春の新作(春夏の帽子)が並びます
是非遊びに来てくださいね
ワクワクする展示です
Viva la Vida 人生は楽しく...
byフリーダ・カーロ
カラフルな小物に魅せられて@manimani
2009 3.20(fri)~3.29(sun) 11:30~17:00
soul vacance 天然石、サンゴをつかったアクセサリー
makoto kuroda 写真家、帽子作家
en plus オンプリュ カラフルなカンガ/雑貨
OTTALA 桜井裕夏 古布「裂き織り」ブックカバー
TALLER LA COCHERA アルトゥーロ・コリアと室麻衣子の二人組アートユニット
Cafe manimani
tel 047-876-2638
JR逗子駅または京急逗子駅下車
海岸周り葉山行きバス森戸海岸下車すぐ
マニマニはのんびり、ゆっくりするのにぴったり。
ご飯も美味しくて幸せ〜。
ヒューガルテン飲んじゃいますかー。
ロコモコも良いけど、チキンカレーも捨てがたい!
いっつも迷ちゃう。
もちろんデザートも忘れずに。
バナナシフォンは素敵な大きさ!かぼちゃプリンも良いんだな〜。
困っちゃうんだよなー。
帰りにあんぱんをお土産で持って帰ったら完璧です。
帽子納品するのが楽しくて楽しくて。
海を散歩して、ちょっと休憩してみてくださいね。
とても良い時間が過ごせますよ。
金太くん
- 2009年3月11日 10:58
- 日々のこと。
今はcafe manimaniでの展示に向けて帽子編み編みの日々。
もくもくと編むのでしゃべりたくなる。
写真を撮る以外は家での作業が多いので、ときどき金魚に話しかける...。
「おーい、金太くんごはんですよー。」
制作中はかなりあぶない人だなー。
金太くんは近所の縁日ですくってきた。
この水槽にはメダカも一緒に暮らしていて、さらに小エビもいる。
小エビは草と同化しているので、水を取り替える時しかお目にかかれない。
ロビイKAMAKURA
- 2009年3月 9日 20:34
- 日々のこと。
写真の額の制作をしてくれているinu it furniture.さんが鎌倉にもお店をオープンしました!
家具製作 店舗什器 アンティーク修復などされています。
私の撮るモノクロ写真は時間の流れをとても大切にしている。
そもそも写真を撮るって言うのは時間をひとさじ掬いとる事だけど、一枚の写真になるまでの間にも、そのうしろにはそれまでの時間の積み重ねがある。
だけれどその空気にあう額がなかなか見つからなかった。
これがかなり重要で、額も含めてひとつの作品になるので緊張する。
相談を重ねて本当にぴったりのものを制作して頂いた。
鉄のものはサビやキズが時間の経過を感じさせるし、木製の方は古い納屋だったものを加工してくれた。ひとつひとつ表情が違うところもすき。こういう丁寧な仕事が大切な気持ちを伝えてくれると思う。
初日のオープニングパーティーは大盛況!
でも不思議なのは茅ヶ崎の面々がそろって鎌倉に大移動している感じ。
そしてここ数日毎日顔を合わせている人ばっか。
写真はオーナー犬塚さん渾身の作、「床!」。どうなってるんだ?すごい!
仲間達
- 2009年3月 3日 15:55
- 日々のこと。
友人からのプレゼントで、楽しいお友達が我が家にやってきました。
うさぎちゃんはアーティストのhikiさん作。
本当に心がなごむ。
あれ?私さみしそうに見えたかな?気がつけば癒される仲間達ばかり。
人形劇
- 2009年3月 1日 16:30
- 日々のこと。
昔っから変わらずに、表参道なのに屋台みたいなエスニックのお店bambooで腹ごしらえをして、青山へ人形劇を見に行った。
ホツミギャラリーほつみさんおすすめ。
人形劇と言っても、子供向けのものではなくて大人の想像力を刺激してくれるもの。
沢則行さんというチェコ在住の人形劇作家の舞台で、海外では「オブジェクトシアター」とか「フィギュアシアター」と呼ばれるらしい。
人形だけが物語を表現するのではなくて、そこにいる操っている人自身も俳優として物語に入ってくる感じ。音楽は中西俊博さんで、バイオリンや見た事もない楽器を使ってジャズやポップスを交えて即興で音を作ってゆく。
これが見ていてとても楽しくて、こっちもドキドキしながら引き込まれていく。
表現に色気があるというか、人形自身がちゃんと魂を持っている。
驚くのは作、演出、美術を沢さんがすべてやっているところ。
チェコでは人形劇作家がちゃんと職業として成り立っていて、とても尊敬されるお仕事らしい。そう言う国柄が素敵だなーと思うし、そこに日本人がいて、こんな素敵な事をしているかと思うと本当に嬉しい気持ちになる。
美しいものをたくさんみたい。それで楽しい仕事をしたい。絶対にその気持ちは伝わるんだと思う。心の柔軟性と、クスッと笑えるユーモアをたくさん分けてもらって、私も頑張ろう!とそんな気持ちになった一日でした。