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人形劇


昔っから変わらずに、表参道なのに屋台みたいなエスニックのお店bambooで腹ごしらえをして、青山へ人形劇を見に行った。
ホツミギャラリーほつみさんおすすめ。
人形劇と言っても、子供向けのものではなくて大人の想像力を刺激してくれるもの。

沢則行さんというチェコ在住の人形劇作家の舞台で、海外では「オブジェクトシアター」とか「フィギュアシアター」と呼ばれるらしい。
人形だけが物語を表現するのではなくて、そこにいる操っている人自身も俳優として物語に入ってくる感じ。音楽は中西俊博さんで、バイオリンや見た事もない楽器を使ってジャズやポップスを交えて即興で音を作ってゆく。
これが見ていてとても楽しくて、こっちもドキドキしながら引き込まれていく。
表現に色気があるというか、人形自身がちゃんと魂を持っている。
驚くのは作、演出、美術を沢さんがすべてやっているところ。
チェコでは人形劇作家がちゃんと職業として成り立っていて、とても尊敬されるお仕事らしい。そう言う国柄が素敵だなーと思うし、そこに日本人がいて、こんな素敵な事をしているかと思うと本当に嬉しい気持ちになる。
美しいものをたくさんみたい。それで楽しい仕事をしたい。絶対にその気持ちは伝わるんだと思う。心の柔軟性と、クスッと笑えるユーモアをたくさん分けてもらって、私も頑張ろう!とそんな気持ちになった一日でした。

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