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2011年12月 Archive

お餅つき

今年もお世話になりました。ブログを読んでくださっている方、帽子をかぶってくれるかた、写真を良いねと思ってくれる方、出会ったひと、これから出会う人、とにかく大きな声で「ありがと〜う!」と渾身の力を込めて叫びます。

昨日はkalokalo houseで開催されたお餅つきに行って来ました。
毎年開催してくださって、とても嬉しいです。個展が近いので行こうかどうしようか迷っていたのですが、やっぱりこういう事はしっかりやらないと良い年を迎えられそうにないので思いっきりお餅をついてきました。そしておもいきりお餅を食べて来ました。また作る力をチャージ完了です!
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いびつな鏡餅でみかんの方が大きいのですが、これも愛嬌があってかわいいです。
笑顔で新しい年を迎えましょうね。
今年は本当にいろいろな事がありましたが、来年はもっともっと皆さんのもとに福が訪れると良いなと思っています。

さあ、新しい年!新たな気持ちで迎えましょう!

丁寧に真剣に前向きに☆

クリスマスにお届けした帽子とカラーボトル、メッセージが無事に届きました。
10月のイベント「joy」から2ヶ月、じっくり丁寧に仕事をして来ました。
そして喜びのお言葉を頂いて、人に届ける仕事はとても幸せだなーっておもいます。サンタさんの気持がちょっと分かりました。
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パッケージは私がいろいろと悩んで考えました。コーディネーターのほつみさんとコラボさせて頂いた竹ノ下さんにもお手伝いいただいて。

初めての試みでしたが、私自身新しい気持に出会う事が出来ました。
やっぱり私は常に新しい事を大切にして行きたいです。決まった事はとても楽だったりしますがあえて新しい事や新しい人に出会う事で、道が開けてくると信じています。
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これからも丁寧に真剣にいろいろな事に向き合って行きたいです。
楽しい方向にむかって!

メリークリスマス☆

メリークリスマス!

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わさわさしていても、クリスマスの空気をそこかしこに感じます。
先日は友人のガラス作家、詫摩まりさんの展示に行って来ました。
冬の空気にガラスの透明感が美しかったです。
ホットワインをまりさんのグラスで頂いて、素敵な演出に楽しくなりました。
私はいろいろと悩んだ末、ガラスのピアスを買いました。
クリスマスは本来日本人には馴染みが無かったのかもしれませんが、幸せな空気を楽しめるこの季節はワクワクします。単純に目の前の事を楽しみたいです。
鎌倉Atelier Kikaにて25日まで開催していますよ。

今日は10月にコーディネーターのホツミさんが企画してくださった「色のコラボ」の最終仕上げ。
カウンセラーの竹ノ下さんからはオーラソーマのボトルとメッセージ、私からは色を組み合わせたスペシャルな帽子がクリスマスイブに届くという企画です。3人で「うわー!可愛い〜。」とか言いあいながら本当に丁寧にラッピングをしました。
愛を込めて。サンタさんになった気分です。

誰かの為に時間をじっくりと費やすという事は、なんて幸せなのでしょう。

毎日編み編み

1月銀座教文館での展示に向けて、朝まで編み編みが続きます。
先日もこの展示の為にたくさんボタンを手作りしました。
そして引きこもりの日々はイマジネーションを狭めるので時々は海辺をジョギングします。風景や体に取り込んだ空気は自然と形になってゆくと思うのです。旅も同じ。
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製作するって言うのは、普通の生活では成り立ちません。人それぞれでしょうが私はこの時期睡眠時間5時間くらいかな。結構寝ているんです。でも個展前じゃない時期は8時間寝ているんでこの3時間は頑張っているっぽいです。

深夜ってなんだか静かで手が動きやすいです。そしてインスピレーションもたくさん降って来ます。昼間見た風景や、目の裏のチカチカした色や、遠くに響く音や、部屋にさす月明かりがイメージを膨らませてくれます。

そのイメージを編み込んで、帽子は日々産まれています。
いつも、「この帽子は誰の元に旅立つかなー?」って思いながら手を動かしています。
緊張しますが、とても幸せな仕事をしています。

流れ星の帽子☆

写真-61.jpg毎日コツコツと製作をしています。
朝までの作業ですが、別段疲れている訳でもなく、コツコツを形にしていたら朝になってしまったという事がほとんどです。

それでも首が痛くなったり、肩が痛くなったりするとちょっと休まないといけなくなって、twitterを見ていたら、「流星群が見られるよ!」って報告受けて、外に出たらたくさんの流れ星が見えて。みんなと共有する事はたのしい。
こんな日常はやっぱり美しいと思う。ただのつぶやきなのに月がきれいだの星がきれいだの、流れ星が見えてるだの、今日の富士山が凄いとかって聞いていると、本当にみんなの心はきれいでとても安心します。

そして出来た流れ星帽。
いろんな色のビーズがキラキラしています。

夜のお散歩のお供にロマンティックな帽子になったような気がします。

手を動かして体も動かす。

最近は写真の仕事もさせていただいて、貸し暗室に行って参りました。
本当はこれくらいの大きな暗室が家にも欲しいな。
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モノクロのアナログ写真というのは何と手間のかかる事でしょう。写真を撮って、フィルムを現像して、プリントして、選択して、また大きく引き伸ばして、最後に針先ほどの筆で小さな白い粒子を塗るスポッティングと言う作業。今ではパソコンですぐに出来てしまうのですが、私はやっぱりここに費やす時間をとても愛しています。
限られた枚数の中で、見極めてシャッターを押すときの一枚の大切さ。
特に海外に行く時はなかなか押しません。

写真を撮る時の緊張感や、失敗の許されないフィルム現像。プリントするのにも温度管理が必要で面倒な事が多いです。この作業で費やしてきた全てが終わってしまう可能性もあります。
それだからこそ起こる美しい瞬間を私は知っていて、ここまでアナログを続けてきました。デジタルももちろん撮影しますが、モノクロの手作業の貴重さは格別です。

時間というのはその日その時その瞬間に、いつも大切な事を教えてくれます。
その日々の美しさをそのまま伝えたい。私はただただカメラを媒介して丁寧に真剣に作業するだけです。

ゆみちんのご飯

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ご飯関係が続きます。
私のブログはひとり食べログっていうのはご承知の通りです。食いしん坊万歳!
でも、やっぱり食べる事は生きる事で、そして生きる事を怠ったら何も作る事は出来ません。本当にそう思います。

先日、同じ心持ちの友だちと本鵠沼にある和nicoさんへ行きました。
ご飯はやっぱり気持ちを温めてくれる。体も暖めてくれる。
悲しい事があっても、せつないことがあっても、苦しい事があっても、日々のご飯が助けてくれるんだ。

そして日々の出来事をお互いに報告出来るこんな場所がある事、幸せだなって心豊かに思います。ありがとうね。

みちこさんのご飯

先日Atelier kikaでの展示中にみちこさんから「お家にご飯を食べにこない?」、とお誘いを頂きました。「toricot」という名前のお料理教室をされているみちこさん。そんな方のお誘いで思わずにんまりしてしてまいました。
最近新しいおうちに引っ越して、お料理教室も早速始まっています。大人気ですぐに予約がいっぱいになってしまうという噂です。
場所がAtelier kikaの近くなので私も習いに行こうと思っています。
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先日頂いたご飯のおいしいこと!疲れていた体にじんわりとしみわたりました。
お野菜を中心に、意表をつく組み合わせでびっくり。あらめという海藻を使った春巻きをさっと作ってしまうところはさすがです。
料理ってこういう事だよなーって実感させられます。忙しいからといって適当な物で済ませていると体ばかりか、心までカサカサになってきます。食べる事そのものが栄養になるんだから、心を作っているのもあたりまえの事ですよね。
みちこさんのやさしい空気がそのまま食べ物になったようで、私の心も優しい気持になりました。

写真と私

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写真学科を卒業したのはいつだか忘れたくらい遠い。
でも写真を愛する気持ちは当時と変わらなくて、今もアナログな事を続けている。
当時は写真の仕事なんて全くなくて「なんでこんな事を続けているのか?」と、よく思った。でも好きなんだからやめる事も無いよな、って気がついたら随分時間がたっている。

暗い室内にこもって、たった一秒を動かして、なだめて、寄り添っている。
だからなんだとおもうほどに、その一秒がすべてを作り出している事を私は写真から教わったと思う。

最近は写真のお仕事も頂けるようになって、日々帽子と写真を行ったり来たりしているけどその両方をとても愛していて、それをまた「好きだよ」と言ってくれる皆がいるから続けて来れた。
これからも良い瞬間に出会えるように、一秒を大切にしたいと思う。

彼女と彼の笑顔

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友だちの赤ちゃんが亡くなりました。美しい天使のような子。
でもみんなの心に本当に、その美しい魂が宿ったような気がしています。


私の友だちにはやっぱりいつも笑っていてもらいたい。
でも私だって全然笑えない時がある。
そして皆が彼女と彼の笑顔が大好きで、天使がいつもそばにいてくれると感じられたら自然にそれはやってくると思う。生活の中にきっといつもいてくれる。
大丈夫だと無責任には言えないけど、確実にみんなは彼女と彼に寄り添っている。
そして私はいつも自分の道を誠実にやれるだけの事はやって来たと思っていたけど、悔しくて悲しくて心は深いところにある。彼女と彼の為にこの気持ちをちゃんと伝えてきたのか、と。
でも生きて、生きて、やっぱり自分の出来る事を真剣に丁寧にやって行く事でしか私はその深さを吸い込んで吐き出す事は出来ない。
彼女と彼から産まれて来たその魂への私の決意。
精一杯生きるんだ。

ありがとう。

写真-55.jpg先日の鎌倉Atelier Kkaでの展示に来てくださった皆さま、ありがとうございました!
なんだか展示後は気が抜けてしまい、放心状態が3日程続いてしまいました。
というのはいつもの事なのです。

引きこもっての作業が数ヶ月続いて、やっと展示が始まると毎日人と会います。これは私に刺激をもたらして、また新たな原動力となるのですが次に向かう為には心落ち着けるこの3日間が必要らしいです。

次回は年明けの銀座教文館での個展です。
また皆さんに楽しい気分を頭に載せて頂きたいので、手と気持ちのおもむくままに製作を続けております。

いつもありがとう!そして旅立った帽子がたくさんの人の暮らしに寄り添う事、いつも嬉しく思っています。

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