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2012年9月 Archive

コンセント。

kosumi tenji.jpg私は今までずっと人に紹介されて繋がって輪になって、なんとなくのんびりと生活が成り立って来たような気がする。
与えられた事には全力を尽くしているけれど、自分ひとりだけで頑張るのは苦手。
やっぱり支えてくれる人があるからやりがいもあるというもの。
kosimi .jpgkosumi tenji2.jpg
ギャラリーのオーナーというのはそう言う日々の生活を美しく演出してくれる大切な存在。
汗臭く、必死で、でも力強く、譲れない部分を丁寧にきれいに伝えてくれる存在。
なので、わたしにとってのコンセント。こういう人がいないと動かない。そして充電も出来ないのです。

今回展示中の「間・kosumi 」のオーナー矢野さんも本当に素敵な人。
はじめて会った時からなんだか親近感があって柔らかい空気を持った方です。
こういう出会いはやっぱり幸せですね。そしてそこを通じて知り合う方もいてありがたい限り。

ディスプレイのセンスも美しいです。

展示は30日(日)まで。
この空気を感じて頂けたら幸いです。


in september

ma kosumi.jpg
9月ももう後半。少し切ない感じのこの時期、移ろう日々の光を大切に思います。
はかないガラスの美しさ。ここにモノクロの写真を組み合わせて頂いています。
オーナーの矢野さんのセンスにゆだねてとても心地よい空間。センスって曖昧だけど、分かち合うと本当に豊かな気持になります。提案してくれる人がいるのはありがたきこと。普通の毎日は光が当たるとフワッと浮かび上がるんです。

間・kosumi
地下鉄東西線落合駅1分/大江戸線JR東中野駅西口5分

9月21日(金)〜30日(日) 
※24日(月)休

12:00〜19:00
土日18:00迄 
最終日は17時まで


私は25日(火)、26日(水)14時から在廊いたします。
皆さまとお会い出来ましたら幸いです。

友だちからの手紙。

手紙.jpgアトリエのポストに手紙が届いた。
差出人は地元の友だち。昔からの友だちで特に手紙を送らなくても良い距離だし、何だってメールや電話でいい間柄。
何の気なしに封筒を開いて手紙を読んでいたら涙が止まらなくなってしまった。「今誰か来たらどうしよう...」って言うくらい号泣。
友だちとは高校生の頃からの付き合いで、はじめて遠くに旅に出た時も一緒だった。若い時はバックパックに寝袋持って野宿したり、日本国中を18切符で縦横無尽に旅をした。時にはヒッチハイクをしたりして冒険しながら毎日のワクワクドキドキを体に刻んで行った。そんな中では地元の人にお世話になったり、けんかしたり、深く語り合ったりもしたな。
日本に飽きたらず、海外もたくさん行ったけど、その友が結婚して子供が産まれてからは冒険のような旅を一緒にするのは難しくなって、私ひとりで行く事になった。
それぞれの大切なものがどんどん大きくなっていって、でもお互いの好きなものや大切なものを同じ位大切に思いながらそれぞれを生きていたと思う。
こういう想いがいま、たくさんのつながりと共にどんどん増えて行く。
誰かの大切なものは私のだいじなもの。私の大切にしてる事は皆にも共有出来るもの。
人に恵まれて、愛する人に囲まれて私はとても幸せです。
友達からの手紙、私も恥ずかしいけど抜粋します。


まこりんへ


アトリエオープンおめでとう〜〜〜!
長年の夢と努力が実ったね。
すごく素敵です。
かっこいいです、まこりん。
うらやましくもあるな。

折にふれ、2人で旅行した時に神社仏閣で
祈っているあなたの横顔が あまりに真剣で
声がかけられないことが何度もあったことを
思い出します。
正直、お願い事が長いなぁ...とも
思っていたんだけど。

でも、まこりんを見ていると、神様って願いを叶えてくれる
存在じゃなくて、どれだけ強く願うのか、思いが深いのかを自分自身に問う
存在なんだろうなと思うようになりました。
神社の真ん中に丸い鏡が置いてあるのも
何か意味があるのかもしれない。
〜なんてことをぼんやり考えています。

そして、ぼんやりした頭で、私の夢って何だったっけ?
とも考えます。
分からなくなっている自分に悲しくなるけれど、
傍らで子供が2人、同じ格好で寝ている姿を見ると
「まぁ、いいか」と思えます。
肩肘張らずに日々の中にある小さな幸せを
見つけていければなぁ、と思うんだ。


以上、大切な友達からの手紙です。
私の為に送られたものだけど、なんだか絶対に忘れたくないので
ここに記録します。

私がしている事も友達がしている事も
同じく日々の中にある幸せを掬いとって暮らしてるんだよね。

私は本当に幸せ者だなっておもいます。

Atelier Kika 15周年!

Atelier kika が15周年を迎えました!
私のアトリエショップが始まってまだ一ヶ月ちょっと。本当に気が遠くなるほどだけど、尊敬します。そしていつも自然体の麻里子さん、みなさんに愛されて15年経ったのだなーって思うと本当にうらやましく、そして近くに麻里子さんがいてくださる事、とても心強いです。私はキカではじめて個展をさせて頂いたのは8年か9年前だったと思います。
緊張して、ドキドキしてワクワクしたあの日。今でもあの時を忘れません。
そして15周年の記念の展示にこうして参加させて頂ける事、あの時が始まりだった私は想像もしていませんでした。
本当に嬉しく思います。

今回の展示はキカでもおなじみのメンバー。キカの歴史に入れてもらった長いおつきあいの私たちのコラボ展。
公私ともに仲良くしているので相性がとても良いバランスです。

hiki(布)
詫摩まり(ガラス)
つちやまり(陶器)
黒田真琴(帽子)

korabo .jpgkorabo2.jpgkorabo3.jpgkorabo4.jpg
15周年ならではのスペシャルコラボが目白押しですよー!
お楽しみに!

私は帽子で皆の作ったボタンやパーツでコラ帽!
初日にはお好きな帽子にお好きなボタンをお選びいただく事も出来ますよ(その場で私が付けます)!

15周年なので15個の帽子がお目見えします。
お楽しみに〜♪

Atelier Kika
9月12日(水)〜23日(日)
12:30〜17:30
会期中無休

鎌倉駅から京急バス「鎌倉宮(大塔宮)」下車すぐ。

夏の終わりと秋の始まり。

毎年、夏の終わりが嫌で嫌でとてもジタバタする。
毎年恒例なんだけど、海の家で一日過ごして呑んで食べてをひたすら繰り返す。
夕暮れでオレンジに染まった友だちを見ている。酔って赤いのかどちらでも良いのが至福の時で、みんなして「さみしいねー、でも気持ち良いねー。」って言いながら海風にあたる贅沢は夏を惜しむ一番の美しい時。
裸エプロンのかわい子ちゃんは小田原nicocafeさん作大磯妻。こんなセクシーに憧れちゃいますよ。わたくし。
夏おわり.jpg夏終わり1.jpg夏終わり2.jpg
秋始まり.jpg秋始まり1.jpg秋始まり3.jpg
そんなこんなしていると、やって来ました秋の始まり。9月一杯は夏にしたい私ですが、秋風がやって来たらあっという間にビール→日本酒だよなって、これまた変わり身が早いです。
秋になると出て来るのが「ひやおろし」。こちらは冬に仕込んだお酒をゆっくり待って、秋に温度が安定したら出てくる、まろみの出た上品なお酒。銘柄問わず花のような優しい味わいがします。

もちろん写真は茅ケ崎の焼き鳥「ほとり」。店長の選ぶお酒、間違いないです。そして焼き鳥が本当に美味しい!
そして8月から始まっています秋冬帽子の製作。何個かの帽子を同時に編むのでこんがらがって大変です。しかもまだ暑い!
私の、夏から秋に向けての頭の混乱具合が目に見えて分かるようですが9月からはグループ展にむけて頑張っていますのでよろしくお願いいたします!

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