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友だちからの手紙。

手紙.jpgアトリエのポストに手紙が届いた。
差出人は地元の友だち。昔からの友だちで特に手紙を送らなくても良い距離だし、何だってメールや電話でいい間柄。
何の気なしに封筒を開いて手紙を読んでいたら涙が止まらなくなってしまった。「今誰か来たらどうしよう...」って言うくらい号泣。
友だちとは高校生の頃からの付き合いで、はじめて遠くに旅に出た時も一緒だった。若い時はバックパックに寝袋持って野宿したり、日本国中を18切符で縦横無尽に旅をした。時にはヒッチハイクをしたりして冒険しながら毎日のワクワクドキドキを体に刻んで行った。そんな中では地元の人にお世話になったり、けんかしたり、深く語り合ったりもしたな。
日本に飽きたらず、海外もたくさん行ったけど、その友が結婚して子供が産まれてからは冒険のような旅を一緒にするのは難しくなって、私ひとりで行く事になった。
それぞれの大切なものがどんどん大きくなっていって、でもお互いの好きなものや大切なものを同じ位大切に思いながらそれぞれを生きていたと思う。
こういう想いがいま、たくさんのつながりと共にどんどん増えて行く。
誰かの大切なものは私のだいじなもの。私の大切にしてる事は皆にも共有出来るもの。
人に恵まれて、愛する人に囲まれて私はとても幸せです。
友達からの手紙、私も恥ずかしいけど抜粋します。


まこりんへ


アトリエオープンおめでとう〜〜〜!
長年の夢と努力が実ったね。
すごく素敵です。
かっこいいです、まこりん。
うらやましくもあるな。

折にふれ、2人で旅行した時に神社仏閣で
祈っているあなたの横顔が あまりに真剣で
声がかけられないことが何度もあったことを
思い出します。
正直、お願い事が長いなぁ...とも
思っていたんだけど。

でも、まこりんを見ていると、神様って願いを叶えてくれる
存在じゃなくて、どれだけ強く願うのか、思いが深いのかを自分自身に問う
存在なんだろうなと思うようになりました。
神社の真ん中に丸い鏡が置いてあるのも
何か意味があるのかもしれない。
〜なんてことをぼんやり考えています。

そして、ぼんやりした頭で、私の夢って何だったっけ?
とも考えます。
分からなくなっている自分に悲しくなるけれど、
傍らで子供が2人、同じ格好で寝ている姿を見ると
「まぁ、いいか」と思えます。
肩肘張らずに日々の中にある小さな幸せを
見つけていければなぁ、と思うんだ。


以上、大切な友達からの手紙です。
私の為に送られたものだけど、なんだか絶対に忘れたくないので
ここに記録します。

私がしている事も友達がしている事も
同じく日々の中にある幸せを掬いとって暮らしてるんだよね。

私は本当に幸せ者だなっておもいます。

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