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2011年4月 Archive

Hopeful

  • Posted by: makoto
  • 2011年4月30日 05:17

[確認用]hopeful_文面.jpg夏の帽子の展示がはじまります。
今回のテーマは「hopeful」。
希望に満ちてという意味です。

とにかく毎日の生活を楽しく過ごして行きたい、それをみんなと分かち合いたいというのは震災前も後も変わらない気持です。私が出来ることはこの気持をずっと持って製作をして行く事だけです。毎日が幸せでなければ、私たちは人を助ける事もままならない。
帽子をかぶって楽しい気分で出かけましょう。それが小さくもつながってゆくと信じています。希望というのは小さな芽のようなものですが、大木は小さな芽から育つことは誰でも知っていますよね。

Hopeful

夏の帽子と旅の写真

2011 5/6(fri)〜5/17(tue)
10:00am~18:00pm
定休日:水・木
麻、パルプ、コットン、シルク、竹
風を通す涼しい素材で編んだ夏の帽子です。
いろいろな国のボタンやビーズがアクセント。
希望に満ちた夏を迎えましょう。

kalokalo house
JR茅ヶ崎駅南口より徒歩10分

NOKKA

img010.jpg
looploupeの、のりたかちゃんのお店がオープンしました。
NOKKAと言います。
こちらはふたりにぴったりの雰囲気。かわいらしく、落ち着いてのんびり出来るワインカフェ。ふたりのお家に遊びに行く感覚で、堂々と昼間っからワインが飲めるなんて最高でしょ。店主がカフェインアレルギーという事で、コーヒーなどはございません!
なんて思い切りが良いの!でもこういう店は他に無いので素敵です。
何かをするときは、やっぱり自分の基準が一番大切ですから。

海外に行くと、普通に主婦も仕事合間のオジさんも若い子達も昼間っから飲んでいるのです。この光景に若い頃は驚いていたものですが、最近はそう言う人や店が増えてくれてありがたいのです。落ち着いてゆっくりした昼下がりを過ごしたって良い年齢ですから。
大人ってこういう事ね。

湘南スタイルフェア

伊勢丹相模原店で「湘南スタイルフェア」が始まります。
湘南方面ではおなじみの季刊誌「湘南スタイル」で取り上げられている作家やお店が集まったイベントです。一年に一度のイベントですが今年も参加させて頂き、ありがたく思います。rose.jpg私の手は、常に気分で動きます。
いつもかぶると楽しくなる帽子を作りたいと思っていますが、最近ではより一層そのことを意識しています。みんなが、はずむ気分でお出かけしたら、きっと明るさは伝染しますから。

この展示の為に昨日FM横浜を聴きながら焦って梱包していたら、ラジオから永井さんの声!たまたま以前収録された対談が流れていたのです。永井さんありがとうね!いつもとおんなじように遠くからメッセージを受けとっています。


「湘南スタイルフェア」
2011/4/20(水)〜4/25(月)

伊勢丹相模原店です♪

永井さんは逝ってしまった

永井さん.jpg桜が満開のおだやかな日に美術作家の永井宏さんが逝ってしまった。
まだ59さいだった。

その前日にちょうどsunshine+cloudのカタログが届いていて夜、寝しなにゆっくりと永井さんの文章を読んでいたところだった。
そこには前から話に聞いていた一色海岸書店が本当にオープンするとあり、「いよいよかー、さて遊びに行こう」と思っていた矢先の出来事だった。

いつもここにある文章を楽しみにしていて、洋服や靴などを扱っているカタログなのに、そこにある空気が手に取るように伝わって大好きだった。小さな言葉は私の製作にも確実につながっていた。目の前にある事をゆるやかに大切に過ごして行く感覚というのかな。

もうかれこれ10年以上前に、このカタログで永井さんの文章を読んでいてずっと「こんな素敵な文章を書く人はどんな人だろう?」と夢想していた。きっと素敵な人に違いないと思っていたらなごやかなオジサンで、かなりビックリした事を覚えている。失礼なんだけどピュアなオジサンだった事が新鮮だった。

その頃の私は東京に住んでいて、自分の進むべき道にとても迷っていた。
写真を撮っていても生活は大変で、毎日が「なんで写真を撮っているんだろう?」と、自問自答の日々。ひとつぼ展に入選したときでさえ、不安のかたまりだった。

でも永井さんが海辺の生活から好きな事を文化として発信している事が、当時東京に住んでいた私には本当に気持ちが安らいだ。
「何かを発信していくなら絶対に東京だ」、と思っていた私に永井さんの文章は心動かされるものがあった。「そっか。自分の大事なことはどこにいても出来るんだ」って。

当時、永井さんのワークショップに通ったりして、身近に永井さんに接する事でよりたくさんの大切なものを貰った気がする。「素直に好きな事をするんだよ。毎日を愉快に生きるんだよ。表現する事を続けるんだよ、でも甘えすぎるなよ、そしてロマンティックに生きようよ」って。けっこう厳しい事を言われた覚えもある。でも前に進んでいるような気がした。
その後私は地元の茅ヶ崎に戻り、永井さんにたくさんのつながりを与えてもらって今こうして楽しい事や、嬉しい事をやっと生活の糧に出来た。それでもまだまだやりたい事がたくさんあって、それを永井さんには見て欲しかった。
「まだまだ胸を張って永井さんに見てもらうには恐れ多くて言えないよ」ってずっと思いながら製作を続けて来たけど、永井さんと関わって来た全ての人は永井さんのスピリットを確実に形にしていると思う。いつも遠くから見ていると思えば、身が引き締まる思いがするし、永井さんのように伸びやかに生きようという気もする。

永井さんはみんなのお父さんで、みんなの恋人で、みんなのお兄ちゃんで、みんなの子供で、大好きな先生でもあったのかな。
お通夜に行っても全然現実味がなくて、涙が出なかったのはいつものように永井さんの唄を聴きに行った感覚だったからだと思う。
頭の中でずっと永井さんが歌を唄っていて、みんながそれを聴いているようないつもの風景がそこにはあった。たくさんの人に愛されていた永井さん。これからいろいろな場面で永井さんがいない事を感じて行くんだろう。
永井さんの本「海を眺めていた犬」をまた読み返してみよう。

大好きな人。ありがとういつも。

p.s  永井宏さんのブログ
   sunshine+cloudのHP

生命力

RIVENDELでの展示にいらしてくれた皆さま、ありがとうございました。
農園の中の広々とした空間で、とても贅沢な展示だったと思います。
ひなたぼっこしながら、普通である事はこういうことかと改めて感じます。

パソコンもなんとか繋がるようになりました。停電の影響だったようですが日々の時間をずいぶんとパソコンに依存していると言う事も分かりました。
仕事のメールも、写真の送付も、DM作りも、友だちの近況を知る事も。
それによって繋がる事も大きいです。でも面と向かって会う事もやっぱり大切。
最近はブログを見て連絡して来た数年ぶりの友人に、すぐに会いに行きました。
顔を見るだけでほっとします。

最近では桜のピンクが体に入ってきて心穏やかにしてくれます。
ちょっと前にブログに載せていたマイ盆栽は、地震の時倒れて来たキャビネットに飛ばされて部屋の隅に転がっていました。
気がついたときには数日経過してカピカピに...。
盆栽.jpg盆栽1.jpg盆栽2.jpg
葉っぱもちぎれてあきらめかけていたら、再生しました!
こういう力は人間にももちろんありますよね。

RIVENDEL


あいかわらずパソコンが使えず、パソコンからのメールチェック、返信出来ず、申し訳ございません。
「農園を彩る、手しごと展」
がはじまりました。
ひなたぼっこが気持ちの良いスペースで、湘南在住作家達による、こけらおとしの展示です。

4月10日(日)まで
11時から18時(最終日は17時まで)

住所 茅ヶ崎市矢畑183
駅から徒歩18分
バス10分(茅45.48.52.53.54系統「登象」下車徒歩2分)

RlVENDEL


道すがら大きな木蓮の木が満開です。
私のお店番は10日最終日です。最終日はライブ、土日は移動カフェのほのぼの号さんがいらしてくれます。お待ちいたしておりますよ♪
気持ちの良い春をむかえましょう!

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