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2014年9月 Archive

お祝いのお花

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新しいアトリエショップをオープンして約一ヶ月が経ちました。
みなさんからのお花がひっきりなしにやって来て本当にありがたく、一ヶ月経った今も華やかなアトリエが続いております。見た事もない大きなお花や、お近くのsunshine+cloudの素敵なアレンジのお花。本当にお花は美しい、香しい。
お祝いはお花だけにとどまらず、日本酒、ワイン、コーヒー豆、お菓子、お茶。「黒田さんは花より団子でしょ」、って美味しい物を頂いてしまったり...。いやいや、どっちも好きですよ!
これだけたくさんの人に支えられ、応援して頂いているんだと改めて感謝の日々です。
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そしてアトリエのカードの絵を描いてもらっているMARUUさんにはカード裏面の地図と郵便局の建物も描いてもらっているのですが、ここには窓辺にお花をあしらってもらっています。旅をした時のヨーロッパの町並みのように窓辺にお花があったら素敵だろうなーって思って今は実際にお花を飾っています。郵便局の3階を見上げてみてくださいね。小さな可愛いお花が揺れています。季節のお花を楽しんで頂けたらいいな。このお花と鉢カバーもお祝いにと贈って頂いたもの。なんとまぁ恵まれている事でしょう。
こんな風にたくさんの方が応援してくれているんだから、やっぱりがんばらねばー!
と思う日々。日々精進してまいります!

ご縁という不思議(2)。

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美術作家の永井宏さんという人がいます。とても影響を受けた人で、大好きな人でした。
そして、この方のおかげで出会えた人は数えきれません。そしてそのひとりひとりがとても大切な人であり、今も繋がって手をつないで影響を受けるひとでもあります。

永井さんは美術作家で、文章を書く作家でもあり、そして音楽を奏でる楽しいおじさんでもありました。今は天国に行ってしまいましたが、きっといまもみんなの事を空から見守って、いろいろと縁をつないだり、軌道修正をしたり、ときにはその楽しい空気の中で演奏しているような気がしています。

20代前半にそう、もう既に15年くらい前になってしまうのかなー、都内で永井さんのワークショップに通っていました。文章のワークショップだったのですが、私は文章を習うというよりは楽しそうな事がありそうだなーって気軽な感じで始めました。写真を撮っているのでそこに文章があったら素敵かも、と思ったのです。
学生の頃からサンシャイン+クラウドの服や靴が大好きで、そのカタログに載っている文章がとても心に響いて、誰がこんな素敵な事を書いているのか?と、とても気になっていたのです。
どんな素敵なお兄さんがこの文章を書いているのかと思ってワークショップに行ったらおじさん(失礼!!)だったのがとてもびっくりでした。その後もみんなで冊子を作ったり、イベントを開いたり、本当に今思うと貴重な時間でした。
葉山でのワークショップが始まってからは、都内に住んでいたので遠くなってしまったのと、私は文章で説明する事よりもやはり写真の中からメッセージを伝えたくなったので文章を習う事は辞めてしまったのですが、本当に貴重で楽しい時間を過ごさせて頂きました。

そして今葉山にアトリエショップを構える事になったのが、ご縁としか言いようが無いです。アトリエ入り口には永井さんの作ったオブジェがあります。
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初めてこの場所に立った時に目についてとてもびっくりました。そしてその上にはつばめの巣があって親鳥が見守っていました。
永井さんの作ったオブシェは鳥のかたち。私のアトリエショップの名前はパハロ、スペイン語で「鳥」という意味です。
いつも自由に羽ばたいていたいという思いを込めてつけた名前ですが、なんだか導かれているように思います。ここは私の「巣」なんですね。ここを拠点に羽ばたいてゆく場所です。

10年くらい前かな、永井さんの作品を自宅に飾る為に購入したのですが、ここにも鳥が居ます。みなさんにも見て頂きたいので葉山のアトリエに展示しています。


旅って本当に近くにもあるものです。そして時間って永遠。
すべては繋がって未来を作ってゆくのですね。
本当は永井さんにも報告して、来てもらいたかった場所ですが、空の上から見ていてくれますね。ここから毎日こつこつ頑張って行きたいとおもいますよ!

14日(日)の予定。

14日(日)はmanimani撮影会の為、pájaroはお休みいたします。
よろしくお願いいたします。


なお15日(月)は祝日の為、オープンいたします。お待ちいたしております!
open 12時〜18時


ご縁という不思議。

「ご縁」とはよく言いますが、この世に生まれて、宇宙から見たら点のような場所に住んで、その近辺の限られた人々と出会う事って奇跡的なことですよね。
昔からこの不思議をずっと思っていて、でもそういう事をとても大切にしています。
旅をしている時にはこれをダイレクトに感じます。限られた期間に行く場所も決めずに毎日を行き当たりばったりですごしていると、美しい光景やひっかかる人に出会ってシャッターを押します。そしてまた歩いていると素敵な素材や小さな手芸店に出会って素材を手に入れます。そしてその写真や帽子はご縁ある人のもとへと旅だってく。
だから旅は人生に似ている。限られた中で会う事、感じる事、分かれ道でどちらに行くかでその運命は変わって行くのです。
私の人生も旅のように全く先が想像出来ません。
でもいつも自分の感覚や第六感のような物を感じて日々を過ごしているように思います。
私が今回移転先を決めたのも、この、「ピンとくる」っていう感覚でした。
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配電盤にあった永井宏さんの作品。これは私が置いたものではなくて、初めから展示されていたのです。こういう事ってあるんだなー。
続く...。

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