- 2013年3月 3日 01:59
- 旅日記。
ただいま〜!無事帰りました。
私が大切にしていることは、いつも旅が教えてくれてる。
それは、計画性もなくふわふわと浮かんでは沈んで、ときどき儚く消えてしまうもの。
わたしはそれを見逃さず写真に忍ばせて、そのかけらを少しだけいただきます。
そして身につけて陽の部分も共有したいと思うのは欲張りな魂の由縁。
まだまだ私の魂は旅先に漂っている様子です。これは旅をした後にいつも感じている病。心ここにあらずなのです。
でも旅は薬でもあり、帰って来た早々お腹をやられるのは現実の方が厳しいからか...。旅先では全くいつも通りなのにね。
なーむー。
今回の旅では安らかに毎日を過ごせること、本当に尊いことだと改めて思いました。
普通の暮らし、これはあたりまえなのにどうしてこんなにも難しくなってしまうのでしょう。でも私達がここにいるだけで、信じられなく本当に幸せなのです。あたりまえはあたりまえではない。人間の残酷なこと、出来れば蓋をしたいですがきっとそこにいたらそうしてしまうかもしれない自分の危うさも感じました。
幸せは誰とも比べることはできない。でも共有することで広がって、それは本当は簡単に出来るんだと思った大切な旅です。幸せを分かち合えば平和はそこにある。感じること、少しのかけらでも、手にとることが出来たと思います。小さくてもなにか出来ることがある。自分なりの形で。
写真は旅先でお世話になった友、うーちゃんが撮ってくれた私の撮影風景。
写真を撮っているところなんて自分で見たことが無かったので嬉しいショット。そして旅先で私が撮りたかったのは、いつも通りの「普通の暮らし」です。いろんなことをくぐり抜けて手を動かすことの美しさ。生きて毎日を安らかに穏やかに暮らせるその素晴らしさ。
日本にいても、どこにいても「普通の暮らし」がどんなに尊いものか身をもって感じた旅になりました。
手も体も感覚も総動員して、おこがましいけどこのことを伝えたいと、単純に思っています。
うーちゃん、そしてルワンダで出会った人たちに心からありがとう。
彼女のお陰で今回、本当に貴重な経験が出来ました。いつも彼女はこの現実と向き合って「普通の暮らし」の中にいます。きっとたくさんのことをもって帰って来てくれる。
そしてリアルタイムに綴ってくれています。
自分の足で立って、感じて、自分の言葉で表す。背筋が伸びますよ。
そしてルワンダの控えめで美しい人々。こちらも背筋が伸びる思いです。
また必ず訪れるであろう地、ルワンダの旅でした。
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