- 2011年9月13日 00:08
- 旅日記。
今回の旅では絶対にはずせなかった古民家ステイ。
古民家を再生させたのはアレックス・カーさん。
昔むかしこの島は捕鯨や鮑漁などで栄えていたそうです。
その大きなお屋敷は時間とともに朽ちていきました。それでも島にこのお屋敷は残ったまんま。アレックスさんはその時間を受け継ぎながら今に繋げました。
ここに泊まる時にお世話になったのは新潮社「旅」。いつも好きで見ている雑誌です。
旅を計画していたときに編集長さんがキカの帽子の展示にいらしてくれました。そしてまたいろいろな情報を頂いて旅の計画を練る事が出来たのです。本当に嬉しい。その後もinu it furniture.ご夫妻が小値賀に旅をした話しを聞いて不思議とつながっていきました。
私たちが泊まったのは「鮑集」と「親家」。どちらも素敵なお宿で選べなかったので島の中でハシゴです。
鮑集はアワビを集めると書きます。昔アワビ漁で財を成したお屋敷です。
港を見渡しながらの朝食。素晴らしい。
親家は昔の武家屋敷。広い。そして重厚。
どのお宿も一棟をまるまる貸してくれるので滞在中は自分の家みたいです。
宿の案内で面白かったのが、「その古さ故に、お客様によっては生理的にご辛抱いただけない昆虫類が現れる事もございます」というくだり。
確かにそんなものは現れましたが、ここは自然の中。ちょっと騒いでしまったけど友人に助けてもらいました。それには変えられないくらいゆったりとした時間が流れています。
興味のある方はこちら。小値賀アイランドツーリズムさんが暖かく迎えてくださいます。