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18切符の旅。

何を隠そう私は鉄子です。
電車が大好き。日本でも海外でも。鈍行が良いね。

鉄子のたぐいにもいろいろあるのだと思うんだけど、私は「ゆっくり移動する」のが好きです。
飛行機とかも乗り物としては好きなんだけど、何せ距離感が感じられない。
あっという間に目的地についてしまうのがもったいない。

旅先ではやはりJR時刻表を片手に路線図を見ながら「こんなところにこんな鉄道が!」っとワクワクしてしまいます。

昔、海外に行く前は「やっぱり日本を知ってから海外」と思っていたので友だちと青春18切符でかなり過酷な旅をしていました。


備前備後などで壷なども物色しつつ...。
寝袋と小さなリックサック。そしてなぜか釣り竿を持って...。

駅で大福を頬張っていたら電車を逃して、ヒッチハイクにて高知に入った。
四万十川で釣り糸を垂れ、香川にて讃岐うどん3杯平らげる。ひやあつ、あつひや、ぶっかけなど。
その間に洗濯物をリックサックの日のあたるところに干す。そして歩く。
乗り換えに追い立てられて親子丼をかき込んだり...。

小豆島の浜辺にて眠りながら、早朝変な人に起こされる。たくさん蚊に刺される。
近所の居酒屋の人から立派な巨峰を頂く。

出雲大社にて大きなしめ縄にコインをはさめたり。祈ったり。
宍道湖でこれまた釣り糸を垂れ、小泉八雲の家に行ったり。


鳥取砂丘で爆睡。
きたろう電車に乗って境港の駅にて就寝。
パンチパーマのトラック野郎に追いかけられて飴ちゃんを渡される。
あり得ない事の連続でした。

18切符で北海道に行った時はドラえもん列車にも乗った。
東北編ではわんこそば、盛岡冷麺、恐山にておもいきり外から見える硫黄風呂にも入った。恐ろしい人にもあった。これは霊なのか?現実なのか?って言う人。


函館では優しいご家族の家に泊めてもらった。久々のフカフカ布団にこれまた爆睡。
そして次の日には家族総出で函館観光に連れて行ってもらったり。

しかし旅をしていて思うこと。
日本は平和だなー。こんな事は決して海外では出来ない(特に野宿)...。
素敵だ。この安全さは日本の誇りだと思う。

18切符は何歳になっても使えます。
しかし長い旅をするには体力的にも精神的にも18歳じゃないと無理です。
このネーミングはほんとに納得。


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