白いカエルに会った。
少し時間ができたので、久しぶりにお墓参りに行くことができた。
子供の頃からお墓参りは日常のことで、おばあちゃんの家に遊びにいくとお墓参りは当たり前のことのようにくっついていた。
今は仕事があるのでなかなかお彼岸の時期に行くことができないので、平日一人ゆっくりと行くことができて、心が穏やかになる。
白いカエルは随分前からうちのお墓に住んでいて、度々会うことができる。
もしかしたら擬態しているのかもしれないし、アルピノなのかもしれない。でもここにいてくれると、神の使いのようで神聖な気持ちになる。
お墓を綺麗に清めてお水をまいたり、お供えのお花を綺麗にしていると、白いカエルは家に帰るように戒名の書いてある穴に入ってゆっくりとしている。
墓守をしてくれているようで、心から「ありがとうね」って気持ち。
神頼みをすることもあるけど、やっぱり先祖があって自分がいると思うと不思議な心持ち。
前はおばあちゃんやひいおばあちゃんや、親戚とお墓まいりをしてワイワイガヤガヤとお線香を焚いていたのに、今はそのおばあちゃんもひいおばあちゃんも親戚もお墓の中。
感慨深くこの現実に手を合わせる。
正しいことなんてわからないけど、ご先祖様に恥ずかしくないように誠実に大切に、そして日々を楽しく過ごしたいなと、ひとり思った休日でした。
帰りは横浜中華街の「山東」にて水餃子を食べて、これまた楽しい休日を送ることができました。
食べて、考えて、また手を動かして、楽しんで、人と過ごして。全てが大切な時間です。
儚いけど、愛おしい日々です。
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