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旅に出る事


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旅に出るときに、いつも思う事がある。
これから旅立つというのに「死んでしまうかもなー」って。
だからこそ、旅の時は特に「生きている!」って強く思うのかも知れないな。


一番長い約7ヶ月の旅のはじめ、南米でペルーからボリビアの国境越えのとき、現地のバスで何十時間とおんぼろバスで移動した。一番後ろの真ん中の席を陣取った私。
「足を伸ばせるし良いなー!」ってはじめは思っていた...
そしたらどんどん人が乗ってくる。

結局足を伸ばせるどころか、ぎゅうぎゅう詰めのバスでは私の股の間に男性の頭がある。あまりにキツすぎて、通路にに眠る人々。そこしか寄りかかる場所が無く、私の股の間が彼の枕になっているのだ。その後、股を一生懸命閉じるんだけど、攻防に疲れて眠ってしまった。
爆睡力おそるべし。

夜半明けに車窓の眺めを見ていて、外に星が見えて、「あ!流れ星!」と思ったら、ただ単にバスが斜め前後左右に大揺れしているだけだった。


時々ニュースで「ペルーでバスが崖から転落」とか言うのを見ると、やっぱりこの日の事を思い出す。人の運命はやっぱりあるんだろうと思ってしまう。


ボリビアにやっと入った!とおもったら、私ひとりだけ小屋のような別室に連れて行かれて、警察官に囲まれつつ、牢屋に入った人のポスターを大きな声で指差され、「麻薬は持っていないだろうな!」(推測で)っぽい事を言われつつ、鞄をあさられた。

その当時タバコをすっていた私は「これは普通のタバコでーす。」って何でも無いのに恐ろしくなってしまった。その後は無事に解放されてボリビアで素敵な旅を出来たのですが...。


もちろん日本に居たって、日々の生活の中で事故や災害はたくさんあるから、常日頃からそれは意識しているんだけど、日本はやっぱり安全で素晴らしい。
旅のときにはより強く思う。これがどんなにすごいことかを。
生きている事って言うのはやっぱり貴重だな。って。

私はほとんどがひとり旅なので、これを思わなければきっと危ないのだと思う。
心をオープンにする事は本当に大切だけど、やっぱりある程度の緊張はしていないと。
今回も一人旅になったけど、もし私が死んでしまっても、本当にやりたい事をやっているからそれは自然の流れだ。

いやー、もちろんまだ死ねないけど、もしそうなった時はやりたい事をしていたんだから幸せだったねー。と思ってほしい。あ、遺書みたいになって嫌だね。
ちゃんと帰ってきますよー。

奥田民生のアルバム、まさに『股旅』は私のテーマソングで大好きです。
矢野顕子がこの中にある「さすらい」をカバーしているのあるんだけど、それがすごく良いです。

「さすらーいもしないでーこのまま死なないわー♪」って歌っています。

明日から、さすらってきまーす!


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