手を動かして体も動かす。

最近は写真の仕事もさせていただいて、貸し暗室に行って参りました。
本当はこれくらいの大きな暗室が家にも欲しいな。
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モノクロのアナログ写真というのは何と手間のかかる事でしょう。写真を撮って、フィルムを現像して、プリントして、選択して、また大きく引き伸ばして、最後に針先ほどの筆で小さな白い粒子を塗るスポッティングと言う作業。今ではパソコンですぐに出来てしまうのですが、私はやっぱりここに費やす時間をとても愛しています。
限られた枚数の中で、見極めてシャッターを押すときの一枚の大切さ。
特に海外に行く時はなかなか押しません。
写真を撮る時の緊張感や、失敗の許されないフィルム現像。プリントするのにも温度管理が必要で面倒な事が多いです。この作業で費やしてきた全てが終わってしまう可能性もあります。
それだからこそ起こる美しい瞬間を私は知っていて、ここまでアナログを続けてきました。デジタルももちろん撮影しますが、モノクロの手作業の貴重さは格別です。
時間というのはその日その時その瞬間に、いつも大切な事を教えてくれます。
その日々の美しさをそのまま伝えたい。私はただただカメラを媒介して丁寧に真剣に作業するだけです。

ゆみちんのご飯

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ご飯関係が続きます。
私のブログはひとり食べログっていうのはご承知の通りです。食いしん坊万歳!
でも、やっぱり食べる事は生きる事で、そして生きる事を怠ったら何も作る事は出来ません。本当にそう思います。
先日、同じ心持ちの友だちと本鵠沼にある和nicoさんへ行きました。
ご飯はやっぱり気持ちを温めてくれる。体も暖めてくれる。
悲しい事があっても、せつないことがあっても、苦しい事があっても、日々のご飯が助けてくれるんだ。
そして日々の出来事をお互いに報告出来るこんな場所がある事、幸せだなって心豊かに思います。ありがとうね。

みちこさんのご飯

先日Atelier kikaでの展示中にみちこさんから「お家にご飯を食べにこない?」、とお誘いを頂きました。「toricot」という名前のお料理教室をされているみちこさん。そんな方のお誘いで思わずにんまりしてしてまいました。
最近新しいおうちに引っ越して、お料理教室も早速始まっています。大人気ですぐに予約がいっぱいになってしまうという噂です。
場所がAtelier kikaの近くなので私も習いに行こうと思っています。
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先日頂いたご飯のおいしいこと!疲れていた体にじんわりとしみわたりました。
お野菜を中心に、意表をつく組み合わせでびっくり。あらめという海藻を使った春巻きをさっと作ってしまうところはさすがです。
料理ってこういう事だよなーって実感させられます。忙しいからといって適当な物で済ませていると体ばかりか、心までカサカサになってきます。食べる事そのものが栄養になるんだから、心を作っているのもあたりまえの事ですよね。
みちこさんのやさしい空気がそのまま食べ物になったようで、私の心も優しい気持になりました。

写真と私

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写真学科を卒業したのはいつだか忘れたくらい遠い。
でも写真を愛する気持ちは当時と変わらなくて、今もアナログな事を続けている。
当時は写真の仕事なんて全くなくて「なんでこんな事を続けているのか?」と、よく思った。でも好きなんだからやめる事も無いよな、って気がついたら随分時間がたっている。
暗い室内にこもって、たった一秒を動かして、なだめて、寄り添っている。
だからなんだとおもうほどに、その一秒がすべてを作り出している事を私は写真から教わったと思う。
最近は写真のお仕事も頂けるようになって、日々帽子と写真を行ったり来たりしているけどその両方をとても愛していて、それをまた「好きだよ」と言ってくれる皆がいるから続けて来れた。
これからも良い瞬間に出会えるように、一秒を大切にしたいと思う。

彼女と彼の笑顔

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友だちの赤ちゃんが亡くなりました。美しい天使のような子。
でもみんなの心に本当に、その美しい魂が宿ったような気がしています。
私の友だちにはやっぱりいつも笑っていてもらいたい。
でも私だって全然笑えない時がある。
そして皆が彼女と彼の笑顔が大好きで、天使がいつもそばにいてくれると感じられたら自然にそれはやってくると思う。生活の中にきっといつもいてくれる。
大丈夫だと無責任には言えないけど、確実にみんなは彼女と彼に寄り添っている。
そして私はいつも自分の道を誠実にやれるだけの事はやって来たと思っていたけど、悔しくて悲しくて心は深いところにある。彼女と彼の為にこの気持ちをちゃんと伝えてきたのか、と。
でも生きて、生きて、やっぱり自分の出来る事を真剣に丁寧にやって行く事でしか私はその深さを吸い込んで吐き出す事は出来ない。
彼女と彼から産まれて来たその魂への私の決意。
精一杯生きるんだ。