幸せなとき

今日は結婚式の撮影のお仕事。
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以前友人の式を撮影していたときに、「もし結婚するときにはこの人に撮影を頼みたい」、と感じてくださった方からの依頼です。
ありがたい限りです。
友人の式に行ったとき、彼女はアコーディオンを演奏していて、とても会場が楽しくて和やかな雰囲気になったのを覚えていた。
私の撮影はとにかく、どこにいてもその人のまとう空気も撮りたい!って言うこと。
それは人物、動物、風景に全部共通していて分け隔てはしていない。
今日の式は本当に手作りで、新婦が昔から通っていた教会での式。
皆が協力して、とても暖かかった。
友人達とのカルテットで新婦自らがアコーディオンを演奏していたのはとても印象的でした。
結婚式って最近は時間がかなりきつくしめられていて、なかなかのんびりと出来ない事が多い。きっちり決められた式はみんなが緊張してしまうし、私も追い立てられての撮影は苦手。
でもその中でもなるべく自然な二人を撮ろうと心がけて来た。
でもやっぱり門出ってどんな状況でも美しいから、あまり心配しなくても良い写真が撮れるんです。
そして私もその幸せな空気をいつも分けてもらってます。
ガーデンパーティーを計画されていたお二人でしたが、あいにくの雨模様。
急遽教会中の広々としたスペースで、挙式後にそのまま披露宴となりました。
雨模様。でもやっぱりお嫁さんってすごい美しい。
天気は関係ありません。そこから発光しているので!
もちろん、新郎様も素敵ですが何だろう。いままで何百組の二人の門出を撮影してきましたが、やっぱり新婦って後光が射しているんです。誰でも。
ピカ〜!っとね。
まだ二人の写真は編集中なので、後日wedding photos特集をUpしようと思います!

もうすぐ

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kalokalo houseでの個展も迫って来た。
lama space でのイベントも楽しみ。
しかし気持ちは焦ります。
kalokaloでは以前に写真の個展をさせてもらっていて、
その時は世界半周の旅やスペインに巡礼した時の写真を展示していた。
今回は帽子の展示と旅の写真のダブル企画です。
私が旅をするのは単純に素材を集める事や、写真を撮るためだけではありません。
私が一番大事にしているのはその場所や空気に身を委ねること。
どこに行っても自分の生活の中の基盤とする部分が中心にあるような気がします。
それは育って来た環境が大きいかもしれません。
海の近くでの暮らし。
一人っ子で鍵っ子だった私は、一人で居る事にいつの間にか慣れて
その中での楽しみを見いだしました。
特に空想する事は、しょっちゅうで、寝るときには心地よく夢のなかと同化していきました。
それは今の核を作っているような気がします。
よく人に尋ねられます。「写真と帽子、どっちが本業なの?」
私にはあまりそう言った事は関係ありません。
だってどっちも私が作っている世界ですから。
どちらも大切な部分で、それは全ての中のほんの一部かもしれません。
これからまた違う方向に向かって行くかもしれません。
それは好きな事にしたがって行く事が私の自然な姿だからです。
もちろん、好きな事の中にはたいへんなこともあります。
そこに立ち止まって、じっと見つめて、一瞬戸惑っても
自分で考えて、道を選んで行きたい。と、いつも思っています。
自然な空気、楽しい気持ち、空気を味わう事。
帽子と写真にそれが現れて、伝わったら本当に嬉しい事です。
before summer
黒田真琴 夏の帽子と旅の写真
2009 5/1(fri)~5/12(tue)
10:00am~18:00pm
水曜日・木曜日お休み
麻、木材パルプ、コットン、シルク、竹。
涼しくて肌触りの良い素材。
モロッコのビーズやヨーロッパのボタンを使って
楽しく夏を迎える帽子ができました
旅のモノクロ写真も展示いたします。
http://kalokalohouse.net

LAMA GO展

辻堂にある LAMA coffeeというカフェの2階に新しくLAMA spaceというギャラリースペースが出来ました。
そのイベント第1弾という事で、このスペースのスタートを記念してたくさんの作家仲間達が集まりました。私も参加しています。
茅ヶ崎のkalokalo house での個展も5月1日〜12日に控えています。
このイベントと少し重なっているので、展示のはしごが出来ますね!
LAMAでおいしいコーヒーやビールを飲んでひと休みしてください。
本当にゆっくりのんびりとした空気が流れています。lama.jpg
私がここに行くといつも思うのが、南米の方に旅をしたときにこういうカフェでよくボケーッと過ごしていたなー。って言う事
勝手に頭が南米にトリップしてしまう。
ここはなんだか旅の空気がある。それは内装もさることながら店主のよしくんのキャラによるものが多い気がする。こういう人はそんじょそこらには居ない。
この空気感は是非とも感じてほしい。そしてよしくんを感じてほしい。と思わずにはいられないのです。
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LAMA GO展
2009 4/24(fri)~5/4(mon)
13:00~20:30 水曜日定休
神奈川県茅ケ崎市松浪2−8−15
tel 0467-58-3823
辻堂駅西口より徒歩10分
「兵金山」バス停そば
DM写真は展示をイメージして私が撮影しています

うつわ

昨日はmanimaniにつちやまりちゃんの個展に出かけた。
期間が今度の日曜日までの4日間なのですが、2日目にしてすでに少なくなっている...。
大人気です。
彼女の器が大好きで、少しずつ集めている。
食卓に並ぶと、すごく楽しい気分になる。
器と帽子、お互いに作っているものが違うんだけど、どこか共通する部分があってすごく楽しさが伝わってくる。
ひとつひとつ形がゆがんでいたり、手書きの味わいがあったり、日々の生活の中で見ているものが自然に器の中に描かれていたり。ちょっとユーモアのあるところも好き。
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今回は小さいマメ皿を購入。表と裏の絵柄がそれぞれ違うのです。
裏にはてんとう虫がいます。ここがニクいね。
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そのあとはみんなで鎌倉のイタリアンLA PORTAへ。aspara.jpg
ホワイトアスパラガスに半熟卵がのっています。ベルギーに行ったときに初めてこういうものを食べて本当に感動したのだけど、ここのはもっとおいしいです!
トリッパの煮込みやエビと里芋のニョッキ、魚介のリングイネ、和牛のタルタル、その他にもいろいろ食べた。
女同士でおいしいものを食べて、しゃべってワインもすすむ。
良い休息の時間は、次の糧となります。大切な時間。
marizara3.jpgゆっくり集めていたら気がついたらこんなにたくさん!重なってる姿も良い。

地味な作業

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帽子が出来るまでの間の地味な作業工程が続く。
私の帽子のネームタグも全部手作業。これは業者さんに頼んでも良いのだけど、やっぱり自分の手でやりたかった。味わいのあるものが出来ていたらそれが一番だから。
薄いスエードにスタンプを押して、ひとつひとつカットしたら、糸で縫いやすいように四隅にトンカチでとんとんしながら穴をあけていく。
素材は切るのが面倒なんだけど、皮が丈夫で気に入っている。
買って来たものが多いのだけど、端切れや友人から分けて頂いたものも大事に使わせてもらっている。へんな形のタグは無駄なく最後まで皮を切っているから。
変な形のタグにあたった方、すみません!こういう理由なんです!
タグの色がそれぞれ違うのは帽子の色との相性を考えているから。
さらにそこに使う糸のコントラストも細かいながら考えているのです。
もし帽子を見る機会があったら、こんなところもチラッと見てみてください。
この作業は夜にやる事が多く、これをしていると学生時代の工場アルバイトを思い出す。
かなり地味〜な作業だったのだけど結構気に入っていた。
下宿先のとなりにテレビとかを製造する下請け工場があって、ひたすら段ボールを組み立てたり、流れてくる部品におかしなところがないかチェックする。
それからちいさ〜く出ている突起を小さいペンチでカットして行く。
ひとつのレーンを私が任されているのだけど、その空間がなんか心地よかった。
そのレーンにはCDのデッキが置いてあったので、私はお気に入りのCDを持って行って音楽に合わせて作業をしていた。
ノリノリでの作業日もあれば、しっとりと作業をしたい日もあった。
この空気は今編み編みしてる空気とそっくりだ。
なんか今考えるとシュールなバイトだったなー。
昼間はおじさん達がそこでラジオを聞きながら作業をしていて、夕方入れ替わりに私と交代する。
時々そこにカメラを持って行って面白い形の機械をカメラに収めていた。
なんか、機械を見てるのもすごく面白かった。
きっと私はこういった地味な作業の積み重ねがかなり好きなんだと思う。
さあ、まだまだ作業は続きます!