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2017年6月 Archive

エンジョイ大船ライフ

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店のオープンと共に、一人暮らしを始めました。
店と家の引越しはエネルギーを半端なく使って、かなりの抜け殻感でしたが今はやっと生活にも通勤にも慣れてリズムが出来てきました。

新しい生活というのは本当にワクワクするもので、しかもそれが知らない土地となればなおさらです。旅に似て「知らない方へ、知っている人がいない方へ」流れて行くことが私の常で、細胞が生まれ変わるような心持ちなのです。

今のところ楽しいのが、大船市場への買出しです。
自転車で鎌倉のお店から30分くらい。ちょうどいい運動です。
市場は活気があって、スタッフのおじさんおばさんの威勢の良さといったら圧倒されます。
この気合を1日中続けているのか?すごいです。活気って元気をもらえるし、元気で自信を持って生き生き働いている人って素敵だな!っておもいます。
スーパーで買い物してたのが本当に味気ないなと思い出されます(そんなに前でもないのに)。

大船に住むことを決めたのも、この商店街で買い物をしたり、たくさんあるおいしそうなお店や、ディープな飲み屋さんを生活圏内にしてみたかったから。
歳を重ねるとなかなか住むところを変えられなくなってきますが、変えてみると本当に面白いです。まだまだ飲み屋さんは調査中です。

特に市場のいいところは野菜や肉がプラスチックのケースに入っていなくて、カゴなどに入っていてそれをレジで戻すこと。肉は紙に包まれてきます。昔はみんなそうだったのでしょうね。
プラのゴミって本当に無駄だし美しくない!と思うから、これだけでもだいぶ嬉しい。
そして新鮮で安くて、これまであまり手を出せなかった食材にも挑戦できるのが嬉しいです。珍しいフルーツや、ハーブ、本わさびとかも安い!この日は国産のアスパラが3把で150えん!
最近はきゅうりと本わさびをすりおろして白身のお刺身にかけて、レモンと塩でいただくのがブームです。この商店街はお魚も安いのです。

それから近所の通り道に気になっているお店があって、いつもあいている時間には入れなかったのです。それが先日やっと入ることができました。
メニューはラーメン、サンマーメン、もやしそば、味噌ラーメン、チャーハン、カレーライスのみで、私はサンマーメンをいただきました。

店内に入るととても清潔で、おじいちゃんとおばあちゃんがやっていました。
きっと昔から変わらずに営業しているのかもしれません。
こういうお店、なんだかおばあちゃん家に来たみたいな気持ち。サンマーメンも美味しかったけど、また違うものも食べて見たいな。なくなって欲しくないお店は行かなきゃね。
来たいお店がひとつ、またひとつ増えて行くのは幾つになっても嬉しいものです。

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丸太商店のkugi

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パハロでは、丸太商店のkugiのお取り扱いが始まりました!
このkugi(釘)はいつもの風景を変えるための釘。
絵のようなオブジェのような役割を果たして、影絵のようにも見えます。
パハロのアトリエ部分の鉄の柵を作っていただいたのは、なでしこブルックリンの鈴木司くん。とてもカッコよく仕上げてくれました。店内の帽子をかける鉄枠も作っていただいています。

そしてその奥様がこのkugiを作ってくれています。この二人はご夫婦でユニットなのですね。奥様は真琴ちゃんと言って、私と同じ名前で、昔にサザンアクセンツで働いていたのが真琴ちゃん。私は帽子をサザンアクセンツで扱っていただいたそのご縁がずっと繋がって今に至っているので本当にありがたく、縁って本当に大切です。

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パハロは「黒田のアトリエストア」、ということ以外に、ものづくりの作家との繋がりをとても大切にしています。
そこに共通していることは、遊び心があって生活が楽しくなるもの。他にはないオリジナリティがあって気持ちを豊かにしてくれるもの。
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私がものづくりや写真家として活動してきて嬉しいのは、こうした作り手と繋がれたことや、それをダイレクトにお客様に紹介できる「場」を持てたことです。
作り手だからこそ、ものを作る大変さやそれを生み出す繊細な部分もよくわかっています。

どれも大量生産にはない、美しい仕事があります。
大量生産、大量消費、そんなものに囲まれていると、作家たちのアイデアや丁寧な手仕事を感じたりする気持ちも磨耗するので注意してくださいね。
大量生産のものが悪いわけではありません。でもそこに費やされている時間が等価に支払われているのか?それはとても疑問です。
日本で手間暇かけて、誰にも真似のできないものが「高い」と思われてしまうことはおかしなことですし、丁寧に作っているものをもっとよく見て欲しいです。
大量生産のものが本当に「安く」売られているのもおかしなことです。
人の手や時間がかかっているものをもっと大切にしなければ、世の中の景色は味気なくなるような気がしています。
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愛がこもっている手仕事をこれからもパハロではずっと大切にして行きます。
ぜひ手にとってご覧くださいね。
心が満たされることと思います。

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