- 2015年5月11日 00:51
- 日々のこと。
写真家として長くいろいろな撮影をさせていただいています。
ホテルの客室に飾るモノクロ写真、ホームページの写真、結婚式の写真、作品としてのモノクロ写真も大切にしていただきありがたく思っています。
いろいろですが私の作品を好きでいてくださるお客様からのご依頼が多く、ありがたい限りです。
写真家に撮影を依頼するというと、大げさなようですが、作品を好きだと言ってくださる方とはそこからすでに物語が始まっていますので、いい写真が撮影できます。
写真というのは時間の流れの中でその瞬間を切り取ることですが、そこには小さな奇跡が存在します。この美しいことを見逃したくなくて写真を続けています。真実を写しているのでしょうか。
春、桜の季節でした。
いつも展示にいらしてくださって、以前からつながりのあるご家族からの撮影のご依頼「桜の木の前での家族写真」をご希望でした。
桜が咲く季節、お仕事のお休みの日、家族が揃う日、天気の良い日。これが並ぶのって結構奇跡なんですよね。一旦は雨降りで次の週に延期になった撮影は、間に合うかどうかの瀬戸際だったのに美しく咲き誇り、ご家族のあたたかい雰囲気に満開の花を添えました。
憧れのご家族、お父様が早朝から仕込んで下さったちらし寿司を桜の下でいただきながら、写真を撮ること、残すことの幸せを感じた1日でした。
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