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エインカレム

エインカレム1.jpg銀座教文館エインカレムでの展示にいらしてくれた皆さま、本当にありがとうございました。6日間と言う短い期間でしたが、たくさんの方と出会う事が出来て嬉しくおもいます。

journey「旅」という名の展示でしたが、こうした出会いは旅するときの気持ちに似ています。帽子達はそれぞれのもとに旅立って、また新たな場所で呼吸しています。
いつもおもうのですが、やっぱりその子(帽子)はその人のもとに行くのだな。
編みながら「この子は誰のところに行くかしらね〜」と考えて、展示が始まると帽子はその人を待っている感じがしてしまう。作者の勝手な想像ですが、帽子が出来上がるとなんだかその子は個性を持った生命体のように思えて来るのです。

教文館の歴史は古く、1885年からキリスト教書籍などを扱うお店です。銀座で一番古い回転扉を抜けてエレベーターホールに立つとタイムスリップしたような気分。
とにかく建物が古くて銀座独特の重厚感を感じます。ビル全体の空気が神聖な感じがするのは気のせいではないと思います。

展示させて頂いた4Fエインカレムのギャラリーでは教会の中にいるような音楽が流れていて、帽子がたゆたう様子とぴったりあっていました。
旅に出ると私はよく教会で休ませてもらったりしていたので、その時の空気を思い出しました。教文館で働いていたスタッフの方々も和やかで暖かく、緊張していた気持ちをほぐしてくれました。

何と言っても銀座で初めての個展。展示スペースも今までで一番広かったので緊張していたのです。どの展示でもいつも緊張はしますが、銀座となると...。
茅ヶ崎から来た友人なんて地図に載っていた松屋を牛丼の松屋だと思っていたのですから。茅ヶ崎から見ると銀座は遠いのです...。

展示の様子は今回のコーディネーター須藤ほつみさんのブログにてご覧頂けます。
みなさんの頭に帽子が載っているところを想像すると、嬉しい気持ちでいっぱいです。
これからが冬本番。暖かく楽しい気分で冬を過ごしてくださいね♪

ありがとうございました!

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