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2009年10月 Archive
吟醸酒
- 2009年10月31日 14:36
- 日々のこと。
先日は焼き鳥ほとりの店長にくっついて「東京秋の吟醸酒を味わう会」に参加してきた。
ホテルの2会場を貸し切って開かれていて、60近くの全国の蔵元がそれぞれの何種類かの吟醸酒や大吟醸を振る舞っているのでとても全部は回りきらない。
北海道東北ブロックとか、地域別に分かれているのがワクワクしてくる。
ここで飲んでおきたいのが、「斗瓶囲い」。
ぽたぽたと絞ったお酒を1斗(18リットル)に貯蔵したというもので、大吟醸酒の中でも貴重であまり飲むことが出来ないらしい。(ほとり店長談)
本当にさらっといけるものが多いので、全部飲んでいると帰れなくなりそう...。
私はジャケ買いならぬ、ジャケ飲みでラベルや文字体の気に入ったものを飲んでいた。
お気に入りは岐阜「三十三歳の春」、山形「くどき上手」、秋田「まんさくの花」、熊本「香露」、広島「富久長山田錦」はぬる燗で飲んだのが美味しかった。
それぞれのお酒には別格吟醸とか大吟醸とか、無濾過とか、袋吊り、とか同じお酒でも米の種類で味が違ったりするのが面白い。
すごいいろいろあるんだけど、最後の方はふわふわしてあまり分からなくなってしまった。とても楽しい経験をしたけれど、帰ってからの編み編みはこっちもフワフワしてしまった。
ファンタスティックなものが出来たかも。
ゆっくりのんびり
- 2009年10月29日 01:59
- 日々のこと。
ラマに行くとやっぱり、海外のカフェの雰囲気を感じる。
どこかは断定出来ないけど、南米の片隅。モロッコの迷路の中。トルコの山の上。スペインの路地裏。フランスの湖のほとり。
よし君の存在は大きい。
彼の存在がラマそのもの。
奥の部屋ではゆっくり本を読む女の子。
入り口の部屋ではよし君に相談する男の子。
展示を見ているおじさん、おばさん。
素晴らしく土地に馴染んでいる。
もし海外の人が日本に遊びに来て、こんなところに出会ったら、素敵な時間を過ごして気持ちのよい時間を過ごせるだろうと思う。
わたしもいつも海外に行くと、こういう空気を求めているから。
急がないで。
「帽子と朗読」の本はマーガレットプレスさんに制作して頂きました。
ひとつひとつ手作業で丁寧に作ってくれています。
一部千円です。ゆっくりじっくりのんびり見て頂けると嬉しいです。
デザインをステレオシスターズ姉のイシカワさん、製本家の坂本さんが製本してくださいました。
暖かい気持ちになる本。
言葉はそっと降ってきます。
ラマタイム
- 2009年10月28日 04:15
- 日々のこと。
ゆっくりと時間が過ぎて行くのがラマ。
本を読んだり、展示を見たり、コーヒー飲んだり。人とすれ違ったり。
先日は帽子の納品に行ったら、偶然に友人たちが勢揃いしていて、またまったり。
写真はオープニングイベントの私と菜文さん。
帽子をかぶってもらった女子!勢ぞろい!
可愛いですねー。しかし私はビールを握りしめて...。
日々、刻々と展示が変化して行きます。
Poetry Readinng Night
- 2009年10月24日 21:25
- 日々のこと。
美しい夜を過ごしました。最近では流れ星も流れて、Lamaも素敵な静けさに包まれました。
昨日のオープニングイベントは打ち合わせ通りに、奥の部屋で詩の朗読が行われました。
だけれど、気がつくとLamaのスペースに入りきらないほどの人。人。狭くなってしまって申し訳ありませんでした。
途中からは部屋と部屋とをつなぐ通路での朗読となりました。
座るスペースも無いので、階段にも座って頂き、朗読者は目の前にお客さん。って言う状況で見る人も臨場感たっぷりだったかもしれません。
ゲストのステレオシスターズさんの朗読と歌も可愛らしく、空気をなごませてくれました。
Lamacoffeeにちなんで、マメの歌が好評。ずんだずんだ♪って耳につきます。
それから店主のヨシ君は思った以上に素晴らしい朗読。
練習の時は妙に色気をだして朗読するから、なあやさんに怒られていたけど、本番はなんかすごく感動してしまった。
素直な声が心に届くね。夢を実現した人の日常の詩。
なあやさんの朗読は暖かく会場を包む。「旅をする帽子」という詩が響く。
帽子の間に展示してあるのでじっくりと読んでほしい。
こういう気持ちを私は感じていて、私は言葉にできないので帽子や写真でそれを形にしている。なあやさんは言葉に。よし君はコーヒーを入れることで。
そして朗読を聞くという行為は、ひとりで本を読むのとは違って、ひとつひとつの言葉がずっしりと蓄積するというのか、空気が濃密になる気がする。
そしてその場を他人と共有する行為に、色気を感じる。それぞれがそれぞれの想像や音の響きに身を委ねて無防備になっている。
Lama coffeeでの展示は11月3日(火)まで。
水曜日お休みなので注意してくださいね。
この時の空気は、展示してある詩から想像出来ます。
是非ゆっくりと味わってみてくださいね。
今日は新しく帽子を展示しにLamaに行ったら、朗読魂に火のついたよし君が私に向かっておもむろに朗読を始めた。
「マンツーマン朗読」
長いキスの途中で
さりげな 首飾りをはずした
ゆびさきで 友だちのエリアから
はみだした 君の 青い ハイヒール
出だし素晴らしく、真剣に聞いていたら
途中で吹き出してしまった。
お分かりかと思うけどCCBなんです。
でもよし君の声がすごく良くて、CCBを意識させないのは素晴らしかった。
詩ありきか、歌ありきか。声ありきか。
人の声ってあまりじっくり聞かないんだけど、意識して聞くと思わぬ良さに気がつくかも。
「朗読ってこういうことだよねー」って朗読が終わっても朗読談義が盛り上がった。
おもむろにCCBなのは、よしくんが今朝「ロマンティック」について考えたからだって。
単純だけど、おかしかった。
今日は雨。
展示は写真や文章が湿気を含んでいい感じ。
晴れの日に見ると、輝いて、夜に見るとひっそり見える。
展示は見る人、見る時間、天気によっても変わります。
お楽しみください。
搬入完了!
今日はいよいよ「帽子と朗読」の搬入。
少しずつ積み重ねて来た時間が形になるっていうのは、やっぱり感慨深い。
なあやさんと私がずっと思い描いていた気持ちがここにある。
遡れば6、7年前友人を通して知り合ったなあやさん。
その頃はお互いが自分の好きなことを形にしている最中で、彼女の仕事を見ながら「私も頑張ろう!」って言う気持ちになっていた。
そしてそれぞれが個展や本の出版などを頑張って、というか自然と目の前のことを大事にして来たと思う。
なんとか自分のことを形に出来たら、ひろく周りを見渡すことが出来た。
二人でやったらきっと楽しいことがもっと広がってゆくと、長い間想像していた。
それは二人だけではなくて、どんどん無限に広がってゆく予感、これからもずっと。
「帽子と朗読」にはひとりの時間をゆっくり見つめたり、そこにある空気を共有したり、
ひとかけらの詩や写真からいろいろなことを想像してくれたらとても嬉しい。
その合間に帽子はどんどんかぶってください!むしろかぶりながら見てくれても良い!
帽子はかぶる人によって、いろいろな表情がうまれます。遠慮しないでくださいね♪
今回の展示では帽子が入れ替わり立ち代わりしてゆきます。誰かのところに帽子が旅立ったら、新しい帽子がやって来ます。そこにあるのは○。つながり。
だからはじめと終わりの展示が少し変わります。
今回はたくさんの人に写真撮影の協力を依頼して、改めて私はたくさんの人に助けてもらっているなーと思ったし、その人と帽子を見ていたら、やっぱり帽子はその人のところに旅立ってくれたのだなー、とじわじわと嬉しくなった。
帽子をかぶってくれているみなさん、本当にいつもありがとう!写真を見てくれる人、本当にありがとう!
わたしは感謝しています。この仕事を続けて行けるのもみんなのおかげなのです。
今日の搬入では、なあやさんと私が音楽のセッションしているみたいにお互いの感覚で展示をしていった。
写真を貼ったらなあやさんが詩を飾る、詩を貼ったら、私が写真を。
これがものすごく楽しくて、延々やりたいくらいだった。いつもはひとりで搬入なので新鮮な気分。
無言なのに写真と詩で言葉を交わしている。
誰かの部屋に遊びに行った時のように、ゆっくりとくつろいで欲しい。
そんなイメージ。
そこに見てくれる人が加わることで、物語が出来るような気がする。
明日23日(金)はオープニングイベント
Poetry Readinng Night!
19:00 OPEN
19:30 START
fee/ 1500 yen with 1drink
村椿菜文さんの美しい詩に耳を傾けてください。
ゲストでステレオシスターズさんにも読んで頂きます。
なんと店主のよしくんも、この日の為に読んでくれるそうです。
すごく楽しみ!
皆さん是非いらしてくださいねー!お持ちしております。
フライヤー
- 2009年10月20日 03:09
- お知らせ。
さてさて「帽子と朗読」のイベントが迫って参りました。
今日はその為の最後の撮影をリコちゃんに頼み、相変わらず透明感のある彼女の美しさを納めました。
「帽子と朗読」のお知らせはDM葉書では無く、フライヤーにさせてもらいました。
今のところ私が置かせて頂いているところは
もちろん
辻堂
Lama coffee
茅ヶ崎
kalokalohouse
GARA 中海岸
焼き鳥 ほとり(茅ヶ崎駅南口ツインウェイブ前)
cafe BRANDIN
鎌倉
Atelier Kika
LA PORTA(キカ近くバス停の方、坂を上ったところ)
factory
ロビィ kamakura
葉山
Cafe manimani
です!
よろしくお願いいたします♪
耕す
- 2009年10月19日 15:43
- 日々のこと。
編み編みと撮影の合間の気軽な気分転換は、畑仕事。
特に草むしりと、畑を耕すのはなかなか良い。
季節も変わって夏の収穫も一段落したので、耕した。
夏前にイタリアで買った種を植えて、コットンが大きく育った。
何個かまいて、育ったのは一株だけでした。まだコットンは出来ません。
しかし大木になった。オーガニックコットンってこうして育つんだーって思いましたが時間がかかる。これが普通の姿で、「オーガニック」って言わないともう伝わらないくらいにコットンは普通には生産するのが難しいのかな?
けれどこうして育ってゆく姿を見ると枯れ葉剤を使ってコットンを作ることの怖さを感じる。それは土にも染み込んでゆく。
そして耕してからオランダで買って来た種、黒かぶを撒いてみる。
時期が分からないのであっているか分からないけど、収穫出来ると良いなー。
美しい!
先日の人間ドックのあと、知人の結婚披露パーティーで青山に向かった。
我ながらハードなスケジュールだ。けれどやっぱりお嫁さんはきれいだなー。その輝きにあやかった。二次会なのだけど参列者が200人位いてびっくり。昼間からクラブのような所で夜みたい。若者達がたいへん盛り上がっていた。
帰りに日本料理と江戸前鮨「箒庵」さんへ。カウンターのお鮨屋さんにはあまり行ったことが無かったんだけど、本当に美しいお料理を頂いて改めて和食の繊細さを感じた。堅苦しい感じのところではなく、気さくな雰囲気で、職人さんは「料理の写真撮らなくていいの?」って自ら聞いてくる。こういうお店で写真を撮るのは大変失礼な感じがしたから驚いた。
季節感を料理にいかしているのは、見た目にも感動させられる。
柿とくるみのごまあえ、湯葉ときのこの茶碗蒸し、菊の花の酢の物、もちろんお鮨は言うことなしでした。「思わず日本人で良かったー!」と声が出てしまいました。
同席させて頂いた方々がひとりもお酒を飲まれないので、私も遠慮がちにビールとおちょこ一杯日本酒を...。(だけど飲む)人間ドックのあとに幸せな時間でした。
さあ、あとは帽子編み編み!
健康管理
- 2009年10月18日 22:35
- 日々のこと。
以前たくさんの展示や写真の仕事が重なって、集中してやり過ぎたら耳が聞こえすぎる現象が起こった。
ものを作る時は全ての五感と第六感なども働かせながら自然に作っているような気がするんだけど、耳の部分が異様に反応してしまったらしい。
水道から水の流れる音、冷房の風が出て来る音、自分の足音。
全てが大きなボリュームで同じ音に聞こえてしまう。
普段の人間は自動的に音量を調節しているから、これには焦った。
病院で耳の検査をしてもらったら、異常がなく、それは精神的なものからきていると診断された。これ以外にもじんましんになったりして点滴を受けても治らず、やはり精神的なものからきているという診断に、そっちのお薬を貰ったらあっという間に治ったことがある。
人間の体は不思議だ。ほんとうに。
それからというもの、あまりにも集中していろいろなことを詰め込むと、やっぱり頭も体も容量オーバーになるので、最近はその手前でちょびっと休むようにしている。
たくさん休むのではなくて、少し人とお話をしに行ったり、やっぱり定番の美味しいものを食べに行ったり飲んだり、それからその合間に仕事をすることで、さらに良い仕事ができるということが良くわかった。
もちろん気分が乗っている時は朝まで編み編みはいつものことで、その合間に楽しいことを入れると、
目の下の黒ーい「編みグマ」は出来にくくなる。個展初日はどうしても出来てしまうんだけど...。
そして昨日は人間ドックへ!
私のような仕事は会社が健康診断などはしてくれないので、自腹で行くしか無い。
結構お高いけど、健康管理も仕事のうちと思って頑張って行く。
前日夜から飲み物も食べ物も口にしてはいけないのがつらく、朝の空腹に一気にバリウムがかなりこたえたねー。
アンテナ。
- 2009年10月18日 21:56
- 日々のこと。
先日は昼間に久しぶりの友人達とお茶をして、リフレッシュ。
そのあとは「帽子と朗読」の為のお仕事。kalokaloのみどりさんと娘さんのうーちゃんに撮影をさせてもらう。すごく良い写真が撮れた。
そしたらkalokaloでは美しい毛糸の展示初日!
毛糸の展示ってあまりないしびっくり。
実は他の日に撮影する予定だったから、やはり引き寄せられたのだなー。
国内にいてもアンテナは働くのです。
海外で毛糸を買う時は、そのデザイン性に惹かれて仕入れることが多いのだけど、国内のものはやはり自然の色や、手紡ぎのものが多い。
その丁寧な仕事は日本人ならでは、という気がする。
やさ〜しく、暖かい色です。
七字良枝さんは、草木染めで毛糸を染めていらして材料は自分の畑で育てていると言うから驚き。私が今回買ったものの中にはイタリアンパセリで染めたものもあります。食べ物がこんなにきれいな毛糸になるとは、毛糸も幸せだー。
kalokaloでの展示は10月27日(火)までです。
編み物好きな方、必見ですよ。だって100色から糸を選ぶのったら楽しい!
そうそう、私のモノクロポストカードも納品して来ましたので是非チェックしてみてくださいね!
気がつくと朝
- 2009年10月15日 02:48
- 日々のこと。
最近は昼間は「帽子と朗読」の為の撮影。
そして夕方からは撮った写真の選択、そしてその後帽子の編み編みをしていると朝になってしまう。
特にこの時期はやることが多く、次回のAtelier Kikaの個展の為の制作、さらには年末のhotsumi gallery のDM写真のことを考えたり、やること満載です。
私のHPのPhotosのページももう少しで出来上がりそうです。
こちらはlooploupe さんが制作してくれていますが、かなりかっこいいページに仕上がりそうです。私の都合で年内にUPしたいです。
今日はmanimaniの由美ちゃんに帽子をかぶって撮影させてもらいました。
最近はちょっと根詰めているので、やはり甘いものを頂きました。
なると金時のプリンはトローッとして疲れた体に染み渡ります。
やっぱり由美ちゃんのイメージはお客さんをなごませる笑顔。
美しく良い写真が撮れました。「帽子と朗読」にて展示させて頂きます。
そしてmanimaniには秋冬の帽子も少し納品いたしました。
最近ちょっと肌寒くなって来たので、毛糸の帽子です。
ご飯とかお茶がてら、帽子もかぶってみてくださいね!
サザン・アクセンツ
茅ヶ崎のサザンアクセンツが閉店してもうすぐ1年になります。
本当に早い。いつもこの時期はサザンアクセンツのイベントに向けて編み編みしていたのでやっぱりちょっと寂しい。
まだ茅ヶ崎に何もお店が無かった、17年前サザンアクセンツはオープンしました。
まだ若かった私は憧れをもってお店を眺めていたのです。海外の空気や古いものの美しさ。扱っている洋服も色のきれいなものが多くて、地味なのが多かった日本のものとは全然違っていて楽しい気分にさせてくれました。
ディスプレイのセンスは美しく、当時の茅ヶ崎には全く無かった、光の降り注ぐ幸せな空間でした。
「そこに行けば新しいものや新しい気持ちに出会える。」そういう場所は今でもなかなかありません。
このお店に育ててもらったと言うと大げさかもしれませんが、その空気やエッセンスは今でも私の中にちゃんとあります。
茅ヶ崎なのにオシャレをして入りたいお店で、高校生だった時には入るのに緊張しました。お店にいつもいた看板犬ジェイが迎えてくれて、緊張は一瞬でほぐされました。
若いなりにお金を貯めて買ったものは、今でも飽きずに大事にしているものばかりです。
大人になってからサザンアクセンツに帽子を置かせて頂くことになって、夢は叶うんだなー。と、その空間にある帽子を見てしみじみ感動しました。
初めて面と向かって店主の上野朝子さんとお話した時は、これまた最高に緊張したけど、朝子さんの提案から一緒にものを作って行くことで、私の中からもいろいろな引き出しが産まれてゆきました。このワクワクする経験に本当に感謝しています。
大好きなNYのブランドmatta。この洋服やショールにあわせて帽子を作ったのは本当に楽しかった。
毎年この時期には写真と帽子のイベントをさせて頂いていて、朝子さんが写真や帽子を素敵にディスプレイしてくださって、いつも美しく楽しいイベントだったことは忘れません。
そしてびっくりしたのは最後のお店のスタッフが私と同じ名前の「真琴ちゃん」だったこと。いつもサザンアクセンツに行けば優しい笑顔で迎えてくれたのが印象的でした。
誰かが「真琴ちゃーん!」と呼ぶと、二人同時に振り返ってしまうのが面白かったな。
写真はイベントをした時のDM。DMは私が写真を撮って、真琴ちゃんが制作してくれてダブル真琴でがんばりました。
サザンアクセンツが閉店すると聞いた時はしばらくショックでしたが、朝子さんからの"Good time in the past,Better time in the future"というメッセージを聞いて、また新しい何かが始まる気がして立ち直りました。
そして朝子さんは現在NYに拠点を移して活動されていますが、一時帰国の予定です。
11月2日(月)、3日(火)POP UP SHOPを鎌倉BORN FREE WORKS で開催されます!
きっとセンスのいいものに出会うことが出来ますよ。楽しみです。
Vis Burrough
- 2009年10月 6日 02:31
- お知らせ。
さて!メンズ帽のお知らせ。
かなりかっこいいDMが届きました。
テンション上がりますねー。
こちらはgriot.の小宮さんとのコラボです。
メンズのブランドのデザイナーをされているVis Barrough(ヴィズバロウ)コラボでお声がけを頂いたのです!このメンズ服が本当にかっこいい。
海の近くの空気が詰まっている感じ。でもラフになりすぎないところは美しいです。
メンズだけど、私は着たいと思っています。
最近はメンズ、レディースの枠はあまり関係ないし。
今回のテーマは「Cafe Hafa」。
これはモロッコのタンジェのカフェをイメージにされています。
アーティスト達が集まる場所。物語を感じます。
そこでミントティーを飲む。
cafe hafa には行ったことがないのですが、タンジェには行ったことがあるのでイメージがしやすかった。なんでか、縁というのはやっぱり繋がるものです。
本当に空気が分かるというのは話が早い。試行錯誤しながらも、お互いのイメージがあるので到達するのが早いのです。
こないだはモロッコ家族の家に行ってミントティーを頂いたばかりで、さらにシンクロなんですな。
タンジェでは丘を登って高台から遠くにスペインの大陸を眺めていました。
そして疲れたらミントティーを飲むと、安らかにその甘さとすがすがしさに身を浸すことが出来たのです。
スペインから船でタンジェに渡った時のあの開放感と、自由と雑然とした感じ。
ちょっとの怖さの中のワクワク。
きちっとしたくないんです。のんびりしたいんです。好奇心。旅を形にすること。
時間をコツコツ積み重ねた先の帽子という形。
以前も少しお知らせしていたメンズ帽。DMが届いたので告知させて頂きますね。
今日からです。こちらは主にバイヤーさんなどが来る展示会みたいですが一般の方もWELCOME!だそうですよ。私も期間中に伺います。
来年春夏の帽子です!
Date : 6(tue)-9(fri) October 2009
Time : 11:00~21:00
Place : FORTUNE STRIPE CO.
150-0032
東京都渋谷区鶯谷町12?3 フローラ代官山 101
03.3463.2117
(商品のお取り扱いに関しては、上記のフォーチュンストライプまで)
AUX BACCHANALES
- 2009年10月 5日 16:44
- 食いしん坊。
モロッコを通じて出会った友人と3人で、グローバルフェスタの帰りに銀座のオーバカナルでお茶。
ここの空気は旅の時を思い出させて好きだ。
働いている人も、お客さんも、楽しそうに見える。旅ではこういうお店でボケーッと外を眺めているのが好きな時間だった。
以前紀尾井町のバカナルに勤めていた友人と行ったのが良かった。
彼女オススメの「レモンのタルト」がすっごく美味しくて嬉しい。表面のメレンゲの部分が波打っている。
ちょうど私のデジカメにバスクの写真が入っていたので、その写真を見せていたら、目の前にバスクで行った「Biarritz」のポスターが飾ってあって、びっくり。ちょうどこの景色を見ながらビールを飲んでいたっけ。
夜は知り合いのモロッコ人家族の娘さんの誕生日会へ。
子供達はあまり日本語がわからないモロッコ人お母さんと、アラビア語がわからない私たちの通訳をしてくれる。アラビア語の響きが本当に懐かしかった。
久しぶりにモロッコ料理や甘いミントティー、それからモロッコお母さん手作りの、かなりボリュームのあるケーキなども食べてしまい、旅から帰って来ても食べ続けている。
日本にいながらにしてグローバルな一日だった。
お祭り
- 2009年10月 5日 16:19
- 日々のこと。
先日は友人のお誘いで日比谷公園で開催されていた「グローバルフェスタ」へ。
地球と世界のことを楽しく知る、と言うイベントでいろいろな国際協力の団体から国のことを学んだり、いろんな国の大使館がその国の物産や食べ物を出していて、面白いイベント。
日比谷公園は初めて行ったのだけど、みどりがたくさんで思ったより広い。
ここでも今度の「帽子と朗読」の為の撮影。蚊に刺されながらも良い写真が撮れました。
ひと仕事終わったら食べて、飲む。日本で旅気分です。
詩の朗読
- 2009年10月 3日 01:55
- お知らせ。
「帽子と朗読」
10月23日(金)〜11月3日(火)
黒田真琴帽子展 in Lama coffee
open/13:00-20:30 close/Wednesday
オープニングイベント
村椿菜文 朗読「帽子と朗読」
ゲスト stereo sisters
10月23日(金)
19:00開場 19:30開演
参加費1500円 1ドリンク付き
詩の朗読を聴いたことがあるでしょうか?
音楽はよく聴いても、詩はなかなか聴きません。
人はそれぞれに「自分だけの時間」という物を持っていて、心の中につぶやきを持っています。
大変だった日、感激した日、何もしなかった日、泣き出したい日、嬉しさを人に伝えたい日。
一日は結構変化に富んでいます。
そういったことは誰の心の中にもあって、わたしはそれを分かち合って、自分に深く潜るきっかけを彼女から教わったのです。潜った先には新しい気持ちがやって来ます。
深く潜るだけではなくて、浅瀬の何でもない景色もとても大事にしています。
写真や帽子で形にしていたことが似ていたのかも。
それは音楽のようで自由を味わえる上に、「自分の中の音楽」を想像することが出来るのです。これは不思議な感覚です。瞑想のような感じかな。
「帽子と朗読」のオープニングイベントでなあやさん、それからゲストのstereo sistersさんも呼んでポエトリーリーディングをして頂きます。知らなかった人にも是非この気持ちを味わってほしいです。
楽しみにしていてくださいね!
撮影快調
今日は「帽子と朗読」の為の撮影と打ち合わせをLama coffeeで。
今日も良い写真が撮れた。
最近のラマの新メニュー「ラマサンド」が気になっていて、昼ご飯は食べてしまったけど、お腹には入りそうでどうしようかと悩んだけど......。チーズケーキにした。
説明にもある通り「濃厚〜」。好きです。
お宅探訪
渡辺あつしばりにお宅探訪してしまった。
というのも、鎌倉で自宅を開放して食堂をされている「東川食堂」さんへお邪魔したのです。
ご自宅を解放されているので、ご興味のある方は私の方に直接問い合わせてくださいね。
鎌倉の友人のお誘いでお邪魔したのですが、太陽の光がふりそそいで本当に美しいお宅。
今度の「帽子と朗読」の為の撮影もさせて頂いて、本当に良い写真が撮れました。感謝です!
ご飯は優しいお野菜の味が体に染みました。ガートーショコラとコーヒーも付いて大満足です。
あー美味しかった!
東川さんとはキカで何度かお会いしていて、友人が誘ってくれた時には全然一致しなかったんですが、行ってみたら知っている方だったのでびっくりしました。
本当に素敵な気持ちのよい人なのです。白髪の似合う大人の女性です。
憧れるなー。
娘さんがパリに住んでいて、面白い話を聞きました。
彼女がパリの友人とショッピングに行ったところ、体重計を見つけました。
手に取って買おうとしたら周りの友人がびっくり仰天したそうです。
「体重なんて量ったことなーい!」って。
「そんなのは買う必要ない、ここにきて量れば良い」、と諭されたそうです。
やっぱり日本人は体重を気にし過ぎ?
確かに外国の方は海でも、体系や年齢など気にせずに堂々とビキニで日光浴をしています。日に焼けるのも楽しんでいます。
おじいちゃんもおばあちゃんも、寝転がって本を読んでいました。
人生楽しんでいるなーって感じ。
東川さんも人生楽しまなくちゃ!って笑顔で話されました。
説得力あるなー。
なぜだか今週は桜に縁がある。
bunnyさんの家のお庭にも大きな桜の木
今日の東川さんのお宅にも大きな桜の木
秋だけど春を想像して心には桜が咲く日々です。
体に流れる言葉
- 2009年10月 1日 01:02
- 日々のこと。
今日は朗読のなあやさんと、ロルフィングの美穂子さんのセッション。
居心地の良いお宅、bunnyさん家で開催されました。桜の木にこぼれるしずくが美しかった。
雨のしとしとがこれまたリラックスを増幅させました。
10人位の女子が寝転がって詩の朗読を聞いたり、体を意識したりする施術を受けたりしてかなりボケッとした光景。
撮影魂に火がつくけど、ちょっと我慢した。
みんなリラックスハイパーだから。
しかしそれがぐんぐん体に響く感じがして、皆が一体にボケーッとして、さらにリラックスが増幅していくかんじ。
朗読とロルフィングの会が終わったあとも、私たちはお互いにリラックスしたままに、初対面でも家族とか、同窓生のように楽しい時間を過ごしたのです。
この空気は大人になった私たちには素晴らしい時間です。
いちばん純粋なところが共鳴しているのかも。
雑談のなかでそこにいるみんなが、いろいろなところで繋がっていたのが面白い。
まあ、「類は友を呼ぶ」って事なんだけど、これは心が常に開いていないと受け取れない合図なんだよね。縁は人を導きます。
それぞれに共通している事は、気持ちに正直って事かな。
これからもこの縁○を大事にしていきたいな。