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愛すべきモロッコ

先日は仕事で編み編みに没頭している最中、シホちゃんより電話。
シホちゃんはモロッコに旅をしていたときに出会った。
彼女から「今日お店に気分転換にきたら?」って。
それで同じくモロッコつながりで仲良くなった、隣町に住むひろこさんが行くというので一緒にプチモロッコの旅へ。東京っていうだけで遠いって思ってしまうけど、私達はモロッコで会っているんだよなー。

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シホちゃんは日本橋近くの小伝馬町でモロッコ料理のお店をしている。
名前はDALIA.世界の手仕事の雑貨なども扱っている、こじんまりとしたモロッコ食堂。
私と彼女が出会ったときには、まだモロッコ料理のお店はしていなくて、彼女がモロッコに料理の勉強に来ていた時に私たちは、ちゃんと知り合った。
私はそのとき2ヶ月くらいモロッコにいて、彼女も長く滞在していて、時々会ってお茶したり、ぼけっとしたり、彼女の作るおいしい料理を堪能したりしていた。

私は旅をするとき、やっぱりそこの生活にじっくりと向き合いたい、という思いがあるのでひとつの土地に長く滞在する事が多い。その中でひらめきが湧いてくるから。
そんな海外の生活の中での出会いには、お互いの純粋な気持ちのつながりを感じる。
それはそこにいた人も、そこの空気も全て。


そんな風にのんびり旅をしていると、日本語を話せないので、私は日本人がいるとすぐに話しかけるし(もちろんアジア人と分からない時があるけど)、出来たら異国の地で日本を離れて出会えた事をお祝いして、一緒にご飯を食べたりしたいと思う。

だけれど、日本人というのはなんだか保守的なのか開けてるのか分からないけど、海外の日本人を避ける傾向があるように思う。
特に私なんか長くその土地に暮らすと、その土地にとけ込んでしまって日に焼けたりしているうちに、怪しまれる傾向がある。これにはびっくりした。
わたしそんなに怪しかった?!って。


この土地の美しさを分かち合おう。「いろいろな事を一緒にしようよ!」って思いで話しかけると逃げて行く人もいる...。

日本から遠くに離れて、地球の反対にて同郷の同じココロザシをもってその時間、その場所で出会えるのは奇跡だと私は思うのに、避けられてしまうのは寂しい。
そう言う人はそれまでの縁だと思うけど、今も繋がってる旅友だちは本当に大好きな人ばかりだ。

世界に行って思う事。それは心を開く事でどんどん世界が広がって行くという事。
それは人に言われたからではない、自分の判断基準で選んだ事が次に繋がって行くという実感。

これからもこの出会いを大切にしたいと、本当に思うんだ。

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軒先で稲を育てていた!育つと良いねー。無農薬のミカンなんかも売っています。
つけている果実酒もおいしい。私はブランデーと琵琶のお酒を頂きました。

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